東京株式(寄り付き)=米株急落を受け大幅反落で始まる
週明け25日の東京株式市場は、寄り付きの日経平均株価は前週末比359円安の2万1267円と急反落。
発表された欧米の経済指標が事前の市場コンセンサスを下回り、米国では長短金利の逆転となる逆イールドが発生、これを嫌気する形で米国株市場ではNYダウが460ドル安、ナスダック総合指数も200ポイント近い下げをみせるなど波乱展開となった。これを受けて東京市場でも主力株をはじめ広範囲に売りが優勢となっている。外国為替市場でも1ドル=110円を割り込むなど大きく円高に振れており、これも全般売りを助長する状況となっている。日経平均株価が大幅に下押すことは回避しにくい環境だが、26日に権利取り最終売買日を控え、下値に大きく突っ込んだところでは駆け込みの配当や株主優待を狙った押し目買いも想定される。
寄り付き時点で業種別では33業種全面安で、値下がりで目立つのは鉱業、石油、非鉄、証券、繊維など。
出所:minkabuPRESS 株式情報
執筆者 : MINKABU PRESS
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