2007年以来の3カ月と10年の逆イールド=NY債券概況
米債利回りの低下傾向が継続。ベンチマークとなる10年債利回りは一時2.416%と約1年2カ月ぶりの低下。3カ月物の利回りを下回る逆イールドが発生した。サププライムショックの渦中である2007年以来の現象。
米株が大きく値を落とす中、世界的にリスク警戒感が強まり、質への頭皮から米長期債に資金が流れ込んでおり、米債利回りが低下する状況が続いている。
米10年債利回りは2.416%を付けた後一旦少し戻したが、2.46%超えまで。節目の2.50%を海外市場でしっかりと下回ってからは頭の重い展開が続き、2.439%近辺で週の取引を終える展開に。
minkabuPRESS編集部山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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