ドル円一時110円30銭台も戻す、ポンドは一時大きく下げる
メイ首相の6月30日までの延期要求認められず
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《3/21 木曜日》
ドル円 ユーロドル ユーロ円
ドル円 ユーロドル ユーロ円
始値 110.70 1.1413 126.38
高値 110.96 1.1437 126.60
安値 110.30 1.1343 125.69
終値 110.82 1.1374 126.04
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《3/21 木曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経 休み
DOW 25962.51 +216.84
S&P 2854.88 +30.65
Nasdaq 7838.96 +109.99
FTSE 7355.31 +64.30
DAX 11549.96 -53.93
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《3/21 木曜日の商品市場》
NY原油先物5月限（WTI）（終値）
1バレル＝59.98（-0.25 -0.42%）
ブレント先物5月限(ICE)（終値）
1バレル＝67.86（-0.64 -0.93%）
NY金先物6 月限（COMEX）（終値）
1オンス＝1313.60（+5.80 +0.44%）
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《3/21 木曜日に発表された主な経済指標》
【豪州】
雇用統計（2月）09:30
結果 0.46万人
予想 1.50万人 前回 3.83万人（3.91万人から修正）（雇用者数)
結果 4.9%
予想 5.0% 前回 5.0%（失業率)
【スイス】
中銀政策金利 17:30
結果 -0.75%
予想 -0.75% 前回 -0.75%（スイス中銀政策金利)
【香港】
消費者物価指数（2月）17:30
結果 2.1%
予想 2.1% 前回 2.4%（前年比)
【英国】
小売売上高（2月）18:30
結果 0.4%
予想 -0.4% 前回 0.9%（1.0%から修正）（前月比)
結果 4.0%
予想 3.3% 前回 4.1%（4.2%から修正）（前年比)
公共部門ネット負債（2月）18:30
結果 -7億ポンド
予想 -8億ポンド 前回 -141億ポンド（-158億ポンドから修正）（公共部門ネット負債)
英中銀政策金利（3月）21:00
結果 0.75%
予想 0.75% 前回 0.75%（英中銀政策金利)
資産買入枠
結果 4350億ポンド
予想 4350億ポンド 現行 4350億ポンド
【米国】
新規失業保険申請件数（03/10 – 03/16）21:30
結果 22.1万件
予想 22.5万件 前回 23.0万件（22.9万件から修正）（前週比)
フィラデルフィア連銀景況指数（3月）21:30
結果 13.7
予想 4.8 前回 -4.1
景気先行指数（2月）23:00
結果 0.2%
予想 0.1% 前回 0.0%（-0.1%から修正）
【カナダ】
卸売売上高（1月）21:30
結果 0.6%
予想 0.6% 前回 0.3%（前月比)
【ユーロ圏】
ユーロ圏消費者信頼感・速報値（3月）22日0:00
結果 -7.2
予想 -7.1 前回 -7.4
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《3/21 木曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》
【スイス】
＊スイス中銀フランは依然として過大評価されている。
為替市場めぐる状況は引き続き脆弱。
必要であれば市場介入する用意。
２０１９年ＧＤＰ成長は＋１．５％前後、前回予測から変わらず。
ＣＰＩ見通しは２０１９年＋０．３％、２０２０年＋０．６％、２０２１年＋１．２％
データは緩やかなプラス成長を示唆している。
【その他】
＊ノルウェー中銀
政策金利を１．００％に引き上げ、従来０．７５％（事前予想通り）
今後６か月で追加利上げの公算高い。
＊ブラジル連邦警察
テメル前大統領を汚職関与の疑いで逮捕
【英国】
＊英中銀
政策金利を９対０で据え置き決定。
企業のＥＵ離脱への準備は不足している。
ＥＵ離脱は金融政策対応のタカ・ハト両方向で可能性がある。
投資に対する不透明感が増大している。
おそらく、慎重かつ緩やか、限定的な引き締めが必要となろう。
【EU】
＊トゥスクＥＵ大統領
メイ首相が要請していた６月３０日までの期限延期は認められない。
来週中に協定について議会で合意できた場合に限り５月２２日までの延長を認める。
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《本日予定されている主な経済指標》
【日本】
全国消費者物価指数（2月）8:30
予想 0.3% 前回 0.2%（前年比）
予想 0.8% 前回 0.8%（生鮮食品除くコア・前年比）
景気一致指数・改定値（1月）14:00
予想 N/A 前回 97.9
景気先行指数・改定値（1月）14:00
予想 N/A 前回 95.9
【ユーロ圏】
ドイツ製造業PMI・速報値（3月）17:30
予想 48.0 前回 47.6
ドイツ非製造業PMI・速報値（3月）17:30
予想 54.8 前回 55.3
ユーロ圏製造業PMI・速報値（3月）18:00
予想 49.5 前回 49.3
ユーロ圏非製造業PMI・速報値（3月）18:00
予想 52.7 前回 52.8
ユーロ圏経常収支（1月）18:00
予想 N/A 前回 162億ユーロ（季調済）
【香港】
国際収支（第4四半期）17:30
予想 N/A 前回 480.1億香港ドル（457.7億香港ドルから修正）（経常収支）
予想 N/A 前回 -417.2億香港ドル（総額）
【カナダ】
消費者物価指数（2月）21:30
予想 0.6% 前回 0.1%（前月比）
予想 1.4% 前回 1.4%（前年比）
小売売上高（1月）21:30
予想 0.4% 前回 -0.1%（前月比）
予想 0.1% 前回 -0.5%（自動車除く・前月比）
【米国】
中古住宅販売件数（2月）23:00
予想 510万件 前回 494万件
卸売在庫（1月）23:00
予想 0.1% 前回 1.1%（前月比）
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【東京市場】休場
【ロンドン市場】ポンド売り優勢に
ポンドが大きく値を落とした。
英国のメイ首相が要請していた６月３０日までの期限延期について
ＥＵサミットは認めないと発表。
トゥスクＥＵ大統領は来週中に協議について英下院が合意できた場合には
５月２２日までの延期を認めるとしており、
時間が全くない状況となった。
この流れを受けて合意なき離脱を意識する展開が強まりポンド売りが広がった。
１.３２台前半で推移していたポンドドルは１.３１台に。
さらにＮＹ勢が参加してきて売りが加速し１.３００４近辺まで売りが広がった。
ドル円は１１０円台半ばでの推移。
朝方に１１０.３０近辺と今日の安値を更新。
ＦＯＭＣ後の米債利回りの低下が朝方継続したことでドル売りに。
【NY市場】ドル高優勢、ポンドは振幅
ドル高の動きが広がり、ドル円は一時１１０円９０銭台まで。
ロンドン市場でのドル売りで動きに一服感が出ていた。
米債利回りの低下について、１０年債の２.５０％割れという節目を付けたことで
一服感が出て買戻しが入ったことなどが、ドル全体の買いに。
ユーロドルなどでもドル売りが目立っていたがこの時間にドル買いに。
一方ポンドは対ドル、対円で午後に入って買い戻し。
ＮＹ朝方はロンドン市場と同様にEU離脱期限延長が認められなかったことが重石となり
１.３００４近辺まで。
その後の買い戻しで１.３１前後まで。
対円でも１４４円１０銭台まで売り込まれた後、１４５円台をしっかりと回復。
【本日の見通し】ドル安基調継続を意識、ポンドは警戒感強まる
ポンドは警戒感が強まる展開となりそう。
メイ首相がEUに要請していた6月30日までの期限延長は
EUサミットで認められなかった。
トゥスクEU大統領は、来週中の議会での採決合意を条件に
欧州議会選挙前日の5月22日までの延期を認めるとしたが
来週中の合意がまずもって難しい状況。
29日の合意なき離脱が現実味を帯びてきている。
ポンドは大きく値を落とす展開に。1.3000手前からの買い戻しが入ったが
流れは変わっておらず、大台割れも意識されるところ。
【本日の戦略】戻り売り
ドル円は111円手前でいったん売りに回ってみたい。
大台しっかり回復でストップという短い戦略。
じっくり売るならば111円台を売っての112円超えストップという印象
※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません
