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【NY市場】ポンド振幅、神経質な展開続く

見通し 

 18日のNY市場でドル円は111円台半ば前後での揉み合いから、111円30銭近辺を付けるなど、ドル売り円買いの動きが一時優勢となった。安値を付けた後の戻りは1111円45銭近辺までと、ロンドン市場での安値付近で抑えられたことで、その後短期筋の投げを誘う場面も見られた。
 ユーロドルではユーロ売りドル買いが優勢となるなど、ドル安主導ではなく円買いが主導した動き。

 それほど目立った材料が出たわけではなく、朝方の米株の軟調な動きや、米長期債利回りの2.61%近いところからの下げに押される形で、ドル売りが入り、ポジション調整なども交えて売りが出た形。

 クロス円の下げも目立ち、ユーロ円は126円60銭台から126円15銭近辺まで値を落とす場面も見られた。もっとも、その後値を戻すなど、勢いのある下げにはならなかった。

 ユーロドルはロンドン市場までの上昇基調が一変した。東京午前から買いが目立っていたユーロドルだが、1.1360手前で上値を押さえらえてからは頭の重い展開となった。目立った材料が出たわけではなく、ポンド安の動きにつられて値を落とした形に。

 ポンドは振幅が目立つ展開となった。東京市場で1.33ちょうど近辺を付けていたポンドドルは、ロンドン市場での下げ基調がNY朝も継続。バーコウ英議会議長が、一度議会で否決した提案を再度採決にかけるには中身が大幅に異なるものである必要と発言。12日に否決されたEU離脱協定修正案を、本日もしくは明日までに再度採決にかける意向を示していたメイ首相はプランの変更を迫られる形となった。これを受けてポンドは大きく売られ、対ドルで1.3185近辺まで売り込まれた。ポンド円も148円台前半から147円ちょうど近くまで売り込まれる展開に。
 
 しかし、EU離脱派ではあるものの、これまでの投票ではメイ首相に反対の姿勢を示してきた議員が、時間切れなどよりはましということで賛成に回る可能性を示したことなどで安値から買い戻しが入った。

minkabuPRESS編集部山岡和雅

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