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欧州通貨間取引が主導、EU離脱期限迫る=ロンドン為替概況

今日の為替 

 18日のロンドン市場は、ユーロとポンドの取引が活発。ユーロ買い・ポンド売りの流れが優勢になっている。3月29日の英国のEU離脱期限が目前に迫ってきており、メイ英首相の離脱案の3回目の採決への思惑やEU側の離脱期限延長をめぐる動きなど情報が錯そうしている。英議会はまだまだ流動的な状況のようだ。週明けの欧州株式市場は、上海・香港株の上昇を受けて堅調にスタートしたが、英FT指数が買いを維持する一方で、独仏株価指数は上値が重くなっている。特に独DAX指数は下げに転じる弱い動き。ドル円や豪ドル円は東京市場の上昇に調整売りが入る場面があった。ユーロドル1.13台半ば、ユーロ円126円台半ばで堅調に推移。一方、ポンドドルは一時1.32台前半、ポンド円は147円台前半まで下押しされた。イタリア政府がEU離脱期限延長を阻止するつもりはない、としたことで足元では下げ渋っているが、対ユーロでは引き続き軟調。ドル円は111円台後半から半ばへとジリ安。豪ドル円は79円台前半で買い一服。

 ドル円は111円台半ばでの取引。東京市場では買いが優勢で、111.63レベルまで買われた。しかし、東京午後には買い一服。ロンドン市場では欧州株の伸び悩みとともに111.43レベルに本日安値を広げている。ただ、値幅は20ポイント未満と小動き。

 ユーロドルは1.13台半ばでの取引。この日はユーロ買いの動きが優勢。ユーロドルは1.13台前半から1.1359レベルまでジリ高。ユーロ円も126円台前半から126.63レベルまで高値を伸ばした。対ポンドでの買いが主導したようだ。1月ユーロ圏貿易収支(季節調整済み)は170億ユーロの黒字と事前予想150億ユーロを上回ったが、指標への反応は目立たなかった。

 ポンドドルは1.32台後半での取引。序盤は売りが優勢となり、安値を1.3228レベルまで広げた。メイ英首相の離脱案の3回目の採決への思惑やEU側の離脱期限延長をめぐる動きなど情報が錯そうしている。独政府高官がイタリアなど複数の国が英国のEU離脱期限延長に反対、と発言したことがポンド売りを誘った。しかし、イタリア政府筋がEU離脱期限延長を阻止する計画はない、と否定したことで、下げ渋った。ポンド円も148円台割れから147.42レベルまで下押しされたあとは148円近辺へと反発。ただ、いずれも東京市場での高値圏には届いていない。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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