ドル円は111.40円近辺まで下落 強い経済指標を欲している市場にとっては失望感が大きい=NY為替

 先ほどからドル売りが一服しており、ドル円も111.50円近辺に下げ渋っている。下落していたダウ平均が再び上げ幅を拡大する動きが出ており、米国債利回りも下げ幅を縮小していることからドル円も追随しているようだ。

 ドル円はNY時間に入って売りを強め、111.40円近辺まで下落した。本日の200日線が111.45円付近に来ているが、一時割り込む場面も見られている。

 きのうは米中首脳会談が4月以降に延期になるとの報道が流れていたが、協議は続いており、中国の李克強首相は「米中は横たわる残り1つの重大な問題の解決に取り組もうとしている」と述べ、米中交渉の合意に楽観的な見通しを示していた。

 ただ、この日に発表された鉱工業生産やNY連銀指数が予想外に弱かったことは、強い経済指標を欲している市場にとっては失望感が大きかったようだ。鉱工業生産は製造業の生産が予想外の減少となり、2ヵ月連続の減少となった。

 きょうは東京時間に日銀決定会合が行われていたが、市場が期待していた追加緩和のヒントは無かった。景気判断は下方修正されていたものの、日銀が取れる手段が少なくなっており、現状は現行の緩和を継続し、情勢を見守りたいスタンスのようだ。

USD/JPY 111.49

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

出所: minkabuPRESS

為替ニュース/コラム

一覧を見る

主要通貨レート

直近24時間の重要経済指標

Pick Up 雇用統計 FOMC