ポンドに神経質さ残るも、全般に小動き=ロンドン為替概況

 15日のロンドン市場は、手掛かり難で方向感に欠ける値動き。序盤には欧州株の上昇とともに円安の動きがみられたが、その後は上値も抑えらえてレンジ模様となっている。ポンド相場は引き続き値幅が大きめだが、序盤に売り、その後買戻しと方向性は見出しにくい。前日まで一連の英議会採決を通過して、市場は次の手がかり待ちになっているもよう。ポンドドルは1.32台で、ポンド円は147円台前半から148円台前半での上下動。ユーロ相場は対ポンドでのフローに振り回されているが、ユーロドル1.13台前半、ユーロ円126円台前半でやや買い優勢。黒田日銀総裁会見は新味なく、ドル円は111円台後半で小動き。

 ドル円は111円台後半での取引。東京午後の揉み合いを受けて、ロンドン序盤は111.60-70レベルでの膠着相場が続いた。欧州株が上げ幅を拡大しており、米債利回りも低下一服。ドル円は111.75近辺へと小幅の上昇。このあとの米経済指標待ちとなっている。

 ユーロドルは1.13台前半での取引。序盤に高値を1.1329レベルに伸ばしたが、その後は1.1310台まで反落。対ポンドでのフローが主導しており、ユーロドルは方向性に欠けた小動き。ユーロ円は126円台半ばでの揉み合い。東京市場で上昇した水準での取引が続いている。この日発表された2月ユーロ圏消費者物価指数・確報値は前年比+1.5%と事前予想通りの結果。前回+1.4%から小幅の上昇となることが確認された。

 ポンドドルは1.32台半ばでの取引。序盤に売りが先行し、安値を1.3203レベルまで広げた。しかし、すぐに買い戻しが入り、高値を1.3278レベルまで伸ばした。前日NY市場の水準での取引となっている。ポンド円は序盤に147.43レベルまで下落も、その後は148.29レベルまで反発。ユーロポンドは序盤に上昇したが、足元では反落。きょうは方向感に欠けている。前日までの一連の英議会採決を通過して、きょうは手掛かり難の神経質な相場となっている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

出所: minkabuPRESS

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