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雇用統計受けたドル売りも、値を戻す、ポンドは軟調

見通し 

雇用統計受けたドル売りも、値を戻す、ポンドは軟調

非農業部門雇用者数が衝撃的な弱さで110.80トライ。
ポイントを割り込み切れず少し戻す

ポンドはEU離脱交渉難航が重石
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《3/8 金曜日》    
  ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  111.58  1.1193  124.90
高値  111.65  1.1246  125.03
安値  110.79  1.1185  124.28
終値  111.17  1.1235  124.88
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《3/8 金曜日の主要株式指数》
日経  21025.56 -430.45
DOW   25450.24 -22.99
S&P    2743.07 -5.86
Nasdaq  7408.14 -13.32
FTSE   7104.31 -53.24
DAX   11457.84 -59.96
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《3/8 金曜日の商品市場》
NY原油先物4月限(WTI)(終値)
1バレル=56.07(-0.59 -1.04%)
NY金先物4月限(COMEX)(終値)
1オンス=1299.30(+13.20 +1.03%)
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《3/8 金曜日に発表された主な経済指標》

【日本】
GDP・2次速報値(第4四半期)8:50
結果 0.5%
予想 0.4% 前回 0.3%(前期比)
結果 1.9%
予想 1.7% 前回 1.4%(前期比年率)

GDPデフレータ・2次速報値(第4四半期)8:50
結果 -0.3%
予想 -0.3% 前回 -0.3%(前年比)

国際収支(1月)8:50
結果 -9648億円
予想 -11331億円 前回 2162億円(貿易収支
結果 18330億円
予想 13853億円 前回 15623億円(経常収支

ユーロ圏】
製造業新規受注(1月)16:00
結果 -2.6%
予想 0.5% 前回 0.9%(-1.6%から修正)(前月比)
結果 -3.9%
予想 -3.2% 前回 -4.5%(-7.0%から修正)(前年比)

【カナダ】
住宅着工件数(2月)22:15
結果 17.32万件
予想 20.50万件 前回 20.68万件(20.80万件から修正)

雇用統計(2月)22:30
結果 5.59万人
予想 0.12万人 前回 6.68万人(雇用者数)
結果 5.8%
予想 5.8% 前回 5.8%(失業率)

設備稼働率(2018年第4四半期)22:30
結果 81.7%
予想 82.0% 前回 82.8%(82.6%から修正)

【米国】
雇用統計(2月)22:30
結果 2.0万人
予想 18.0万人 前回 31.1万人(30.4万人から修正)(非農業部門雇用者数)
結果 3.8%
予想 3.9% 前回 4.0%(失業率)

住宅着工件数(1月)22:30
結果 134.5万件
予想 128.7万件 前回 132.6万件(住宅建築許可件数)
結果 123.0万件
予想 119.5万件 前回 103.7万件(107.8万件から修正)(住宅着工件数)

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《3/8 金曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》

【ユーロ圏】
*マルムストローム欧州委員
米国が欧州からの自動車及び同部品に対する追加関税の付与を実施した場合、欧州は報復する姿勢。
欧州経済にとって非常に有害で、世界経済全体にとっても、米国経済にとっても有害なもの。
報復対象として約200億ユーロ相当の米国製品リストを準備している。

*ノボトニー・オーストリア中銀総裁
直近の中銀の動きは正しい対応。
TLTRO導入の決定は慎重を期する必要があったため。
直近のECBの動きは拡張的なシグナルを送ること意味する。
TLTROの詳細については6月理事会で発表される見込み。

*メルシュECB専務理事
景気減速が続くかは不透明。
TLTROの詳細は用意が出来次第発表。
ECBの政策は経済指標を反映する。
回復の時期や強さは不透明。
信頼感の回復は最終的に実現するであろう。

【中国】 
*中国人民銀行王景武金融穏定局局長
地方債務が持つ隠れ債務と債券のデフォルト、不動産市場の潜在的リスクが一部地域で顕在化することで、金融機関の安定に影響が出る可能性。
世界経済の鈍化傾向もリスク。

【英国】
*メイ英首相
私の合意案が拒否されたら何が起こるのか誰にもわからない。
唯一確かなことは、不透明感が続いていることだ。
ブレグジット合意案を議会が拒否すれば、英国は決してEUから離脱できなるなるだろう。
政府の方針は、合意したうえでの離脱。

【米国】
*クドロー米国家経済会議(NEC)委員長
米朝首脳会談は今月終盤か来月に実施される可能性。
米GDPは3%かそれ以上を見込む。
米国は他国・地域の経済減速に影響されない。
欧州との貿易協議は建設的。
トランプ大統領は中国との良い合意を求めており、早期の合意ではない。
トランプ大統領は中国との貿易協議に対する市場の反応によって動かされていない。
米国は中国に対して通貨の安定を求めている。
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《本日予定されている主な経済指標》

【日本】
マネーストックM2(2月)8:50
予想 2.4% 前回 2.4%(前年比)

【ユーロ圏】
ドイツ鉱工業生産(1月)16:00
予想 0.4% 前回 -0.4%(前月比)
予想 -3.1% 前回 -3.9%(前年比)

ドイツ貿易収支(1月)16:00
予想 N/A 前回 143億ユーロ(139億ユーロから修正)

ドイツ経常収支(1月)16:00
予想 N/A 前回 210億ユーロ

【トルコ】
GDP(第4四半期)16:00
予想 -2.5% 前回 1.6%(前年比)

【米国】
小売売上高(1月)21:30
予想 0.0% 前回 -1.2%(前月比)
予想 0.4% 前回 -1.8%(自動車除くコア・前月比)

企業在庫(12月)23:00
予想 0.6% 前回 -0.1%(前月比)

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【東京市場】株安円高

ドル円は111円05銭近辺までと、円高が後場に入って加速する展開となった。
株安の動きがリスク警戒感を誘う展開に。

 前日のECB理事会での成長見通し大幅引き下げや緩和措置を受けて警戒感が強まり、朝から株安の動き。さらに2月の中国の貿易統計がかなり弱く出たことで、中国株が大きく崩れ、日経平均も後場に入って一時21000円を割り込むなど売りが強まる展開に。

 ユーロ円が朝の125円近辺から124円台前半へ、豪ドル円が78円40銭台から77円80銭割れと、クロス円でも軒並みの円高に。
対ドルでの動きはそれほど大きなものではなく、ユーロドルは1.12台を回復とドル円同様にドル安。
中国との関係が深い豪ドルは0.7020台から0.7004を付けるなど対ドルでもやや豪ドル安に。

【ロンドン市場】雇用統計控えもみ合い

 円高は一服、
ドル円は一時111円割れも続かずに値を戻した。
クロス円も売りが入ったものの、その後下げ渋った。
この後の雇用統計控え動きが抑えられた。
 
 ユーロドルなども小動き。
ポンドは朝方1.31台回復も、その後は頭の重い展開に。

【NY市場】衝撃的な雇用統計に

 雇用統計、非農業部門雇用者数はわずか2万人の弱い数字。
ネガティブサプライズにドル円は110円台へしっかり値を落とし、
110円80銭を割り込む動きも。

 もっとも、ポイントといわれた110円80銭をしっかりと割り込み切れずに値を戻したことで
その後111円台を回復する動きに。

 失業率、平均時給などはしっかり。

 ポンドは大きく売り込まれ、ポイントといわれた1.30を割り込む動きも。
EU離脱協定の交渉が難航していることが重石に。

【本日の見通し】雇用統計後のドル売り限定的でしっかり感も

 米雇用統計が衝撃的な弱さとなり
当面の利上げ見送りと、今後の利下げの可能性が意識される展開に。
3月のFOMCでのバランスシート調整終了告知が見込まれる状況に。

 もっとも、ドル円の110円台では買いが入る格好となっており
一気の下落も難しそう。

 ドル円は110円台前半でのレンジを中心に方向性を探る展開に。

【本日の戦略】押し目買い

 下値しっかり感が継続。
110円台でいったん買いに回ってみたい。
110円台半ば割れではストップ。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

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