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【ロンドン市場】円高一服、米雇用統計発表控えてやや調整

見通し 

8日のロンドン市場は、円高が一服。欧州株は軟調に推移しているが、やや下げ渋りに。また、このあとのNY市場で注目度の高い米雇用統計が発表されることから、いったん円買いポジションを調整する動きもあったようだ。ドル円は序盤に110.95レベルまで下押しされたあと、111.20近辺まで小反発。クロス円では豪ドル円が77.70レベルから78円台を回復、ユーロ円は124.28レベルを安値に124.70付近へと下げ渋り。ユーロドルは1.12台を回復し、じり高に。ユーロには前日ECB理事会後の大幅安に調整が入る格好。この時間帯は目立った経済統計発表はなく、米雇用統計待ちのムードが広がっている。

ドル円は111円台前半での取引。東京市場で111円台後半から下落した流れを受けて、ロンドン序盤には111円台割れから110.95レベルまで一段安となった。2月28日以来の安値水準となった。しかし、欧州株安にもかかわらず、111円台を回復すると111.20近辺まで買い戻されている。このあとのNY市場序盤に2月米雇用統計の発表を控えており、ドル売りポジションを調整する動きがでたもよう。

ユーロドルは1.12台前半での取引。前日ECB理事会後に1.13台割れから1.11台後半までの大幅安となった経緯がある。その後NY終盤からきょうの東京市場ではじりじりと買い戻しが入っている。ロンドン市場でもその流れが継続、高値を1.1221レベルまで伸ばしている。ユーロ円は東京市場での下落を受けて、ロンドン序盤には安値を124.28レベルまで広げた。しかし、欧州株安のなかで下げ渋り、124.70近辺で取引されている。対ポンドでのユーロ買いが下支えとなる面もあった。

ポンドドルは1.30台後半での取引。ロンドン序盤に1.3109レベルまで買われる場面があったが、その後は上値が重くなっている。本日安値を1.3068レベルに広げた。ポンド円はその他クロス円ほどは買い戻されず。145.50近辺が重く145円台前半での取引にとどまっている。ユーロポンドは0.8550近辺から0.8580近辺へと上昇している。英首相府は、メイ英首相は現時点で週末にブリュッセルに向かう計画はない、と表明。今週は英法務長官がブリュッセルを訪問してバルニエ氏なとど協議したが、バックストップ等についての進展はみられなかったもよう。

豪ドル/ドルは0.70台前半での取引。ロンドン市場では比較的堅調な足取りをみせている。この日発表された中国貿易統計で、輸出入ともに減少したことがリスク回避の動きにつながった。豪ドルは中国との貿易関係が深いこともあり、売りが広がった。しかし、その他主要通貨とともにロンドン市場では買い戻されている。豪ドル/ドルは0.70台割れが回避されると0.7030近辺へ、豪ドル円は77.70台まで下落したあと78.10台へと反発している。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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