【東京市場】株安が円高誘う
8日の東京市場でドル円は111円05銭近辺までと、円高が後場に入って加速する展開となった。
株安の動きがリスク警戒感を誘う展開に。
前日のECB理事会での成長見通し大幅引き下げや緩和措置を受けて警戒感が強まり、朝から株安の動き。さらに2月の中国の貿易統計がかなり弱く出たことで、中国株が大きく崩れ、日経平均も後場に入って一時21000円を割り込むなど売りが強まる展開に。
ユーロ円が朝の125円近辺から124円台前半へ、豪ドル円が78円40銭台から77円80銭割れと、クロス円でも軒並みの円高に。
対ドルでの動きはそれほど大きなものではなく、ユーロドルは1.12台を回復とドル円同様にドル安。
中国との関係が深い豪ドルは0.7020台から0.7004を付けるなど対ドルでもやや豪ドル安に。
minkabuPRESS編集部山岡和雅