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ドル円もみ合い、欧州通貨はやや重いがもみ合い

見通し 

ドル円もみ合い、欧州通貨はやや重いがもみ合い

ECB理事会での成長見通し引き下げやTLTRO検討などの見通しが重石

カナダ中銀、金利維持、声明で利上げバイアス後退でカナダ売り
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《3/6 水曜日》    
  ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  111.89  1.1308  126.53
高値  111.92  1.1325  126.54
安値  111.62  1.1286  126.18
終値  111.77  1.1307  126.38
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《3/6 水曜日の主要株式指数》
日経  21596.81 -129.47
DOW   25673.46 -133.17
S&P    2771.45 -18.20
Nasdaq  7505.92 -70.44
FTSE   7196.00 +12.57
DAX   11587.63 -33.11
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《3/6 水曜日の商品市場》
NY原油先物4月限(WTI)(終値)
1バレル=56.22(-0.34 -0.60%)
NY金先物4月限(COMEX)(終値)
1オンス=1287.60(+2.90 +0.23%)
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《3/6 水曜日に発表された主な経済指標》

【豪州】
実質GDP(2018年第4四半期)09:30
結果 0.2%
予想 0.3% 前回 0.3%(前期比)
結果 2.3%
予想 2.6% 前回 2.8%(前年比)

【南アフリカ】
SACCI企業景況感指数(2月)18:30
結果 93.4
予想 N/A 前回 95.1

【トルコ】
中銀政策金利(3月)20:00
結果 24.00%
予想 24.00% 前回 24.00%(トルコ中銀政策金利)

【米国】
MBA住宅ローン申請指数(02/23 – 03/01)21:00
結果 -2.5%
予想 N/A 前回 5.3%(前週比)

ADP雇用者数(2月)22:15
結果 18.3万人
予想 19.0万人 前回 30.0万人(21.3万人から修正)(前月比)

貿易収支(12月)22:30
結果 -598億ドル
予想 -579億ドル 前回 -503億ドル(-493億ドルから修正)

EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)0:30 
原油   +706.9万(4億5293万)
ガソリン -422.7万(2億5071万)
留出油  -239.3万(1億3599万)
(クッシング地区)
原油   +87.3万(4752万)
*()は在庫総量

【カナダ】
国際商品貿易(12月)22:30
結果 -45.9億カナダドル
予想 -20.6億カナダドル 前回 -19.8億カナダドル(-20.6億カナダドルから修正)

カナダ中銀政策金利 7日0:00
結果 1.75%
予想 1.75% 現行 1.75%

Ivey購買担当者景況感指数(2月)7日0:00
結果 50.6
予想 N/A 前回 54.7
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《3/6 水曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》
【米国】
*ポンペオ米国務長官
米中通商協議、米国は正当な結果を得るつもり。
うまくいかないのであれば、声高に抗議を続ける。
状況は良好に見える。

*マイケル・ブルームバーグ前NY市長
2020年の大統領選に出馬しない。

*ヒラリー・クリントン元国務長官
不出馬を改めて表明。

*米地区連銀報告(ベージュブック
12地区のうち10地区で僅かないし緩やかな成長。
数地区で関税引き上げによる物価高を確認。
半分の地区で政府機関閉鎖が活動を抑制した。
世界経済の減速にもかかわらず、製造業は力強い。
労働市場は依然としてタイト。

*ウィリアムズNY連銀総裁
基本的な先行きに対する見方は良好。
ただ、不透明感がある。
直近のFOMCで辛抱強さの重要性を示した。
FRBは柔軟にデータを待つ余裕がある。
現在の2.4%のFFレートは米国を正しく中立の位置に置いている。
米GDPは2%付近に減速を見込む。

【カナダ】
*カナダ中銀声明
利上げの時期の不確実性が高まった。
見通しは中立より低い金利を正当化する。
個人消費や原油市場、貿易を注視。
第4四半期の急速な減速は予想以上に広範囲だった。
輸出、設備投資は予想以下。
2019年のほとんど期間、消費者物価は2%以下での推移見込む。
2019年の上期は予想以上に弱いことは明らか。

【豪州】
*ロウ豪中銀総裁
豪州経済を損なう可能性は低い。
住宅価格は供給の大幅増加が一因、現状では価格が調整局面にある。
新規の借り手に対する融資上限の平均は2015年以降約20%縮小。
不動産価格が低迷、個人消費が減速を見せる中で、
労働市場の状況が中銀の金融政策運営において特に重要に。
労働市場のひっ迫は賃金の段階的な伸びと所得の伸び加速につながる。
これにより住宅価格低迷による影響が相殺される。
金利は中立、上昇、下降どちら華に動くリスクは均衡
金利が上昇と低下のどちらかに動くリスクは均衡が取れているようだ。
供給物件の大幅増加が不動産市場の減速の一因。
住宅価格が現在調整局面にあることは驚きではない。
住宅価格は2017年終盤までの5年間で50%超上昇したが、
それ以降約9%下落し、16年年央の水準になっている。
その結果、1月の住宅ローンの伸びは4.4%と、過去最低の伸びを記録した。
新規借り手に対する融資上限の平均は2015年以降、約20%縮小したようだ。
信用枠の状況を注視している。

*JPモルガンチェース
豪中銀は7月もしくは8月には利下げを行う見通し。

【中国】
*中国国家発展委員会何主任
地方政府による投資のための過剰債務を止めるべき。
中国企業は様々な困難に直面、政策対応で下支え。
刺激による過剰な経済の飽和は必要ない。

*中国国家発展委員会寧副主任
米中通商協議は依然継続中、まだ多くの論点残る。
個人消費の拡大に向けた政策を実施。
5Gネットワークの拡大のスピードアップを行う。

【その他】
*OECD経済見通し 
2019年の世界経済成長率予測引き下げ、3.5%から3.3%に。
ECBに低金利を長期間続けると示唆するよう呼び掛け。
日本の成長率予測を0.8%に引き下げ、従来1.0%
イタリア経済は2013年以降最悪の年となりそうだ。
政策の不透明性、貿易の緊張、経済信頼感の低下などが背景。
2019年ドイツ成長率は0.7%に、従来1.6%
2019年ユーロ圏成長率は1.0%に、従来1.8%
2019年英国成長率は0.8%に、従来1.4%
2019年イタリア成長率は-0.2%、従来0.9%
2019年米国成長率は2.6%、従来2.7%
2019年中国成長率は6.2%、従来6.3%

【英国】
*カンリフ英中銀副総裁
無秩序な離脱が英国にとっての最大のリスク。
無秩序な離脱は資産価格に影響与える。
ブレグジットは引き続き市場をボラタイルにするだろう。
英中銀の金融行政委員会(FPC)が金融システムを堅固にしている。

*英首相報道官
メイ英首相はEU離脱めぐる12日の議会採決実施にコミット。

*ソーンダーズ英中銀委員
EU離脱がスムーズに行けば成長は強まる。
英中銀は離脱がどう展開するのか様子を見る余裕がある。
住宅ローンはいまは政策金利に敏感にはなっていない。
ゼロ金利は効果がない。
英経済は最近大きく減速した。
英中銀のEU離脱への対応は自動的なものではない。

【ユーロ圏】
*関係者
ECBは2021年までのインフレ見通し引き下げる。
ECBは成長見通しを引き下げ、新たな融資導入を正当化へ。
ECBは新規のTLTRO導入を議論する。
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《本日予定されている主な経済指標》
【豪州】
貿易収支(1月)9:30
予想 27.50億豪ドル 前回 36.81億豪ドル

小売売上高(1月)9:30
予想 0.3% 前回 -0.4%(前月比)

【日本】
景気先行指数・速報値(1月)14:00
予想 96.1 前回 97.5

景気一致指数・速報値(1月)14:00
予想 98.9 前回 101.8

【スイス】
失業率(2月)15:45
予想 2.4% 前回 2.4%(季調済)
予想 2.7% 前回 2.8%(季調前)

【英国】
HBOS住宅価格(2月)17:30
予想 0.1% 前回 -2.9%(前月比)

【ユーロ圏】
ユーロ圏GDP・確報値(第4四半期)19:00
予想 0.2% 前回 0.2%(前期比)
予想 1.2% 前回 1.2%(前年比)

ECB政策金利 21:45
予想 0.00% 現行 0.00%

【米国】
新規失業保険申請件数(2日までの週)22:30
予想 22.5万件 前回 22.5万件

【カナダ】
住宅建設許可(1月)22:30
予想 -5.0% 前回 6.0%(前月比)

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【東京市場】豪ドルが軟調、ドル円などはもみ合い

 ドル円は111円台後半でのもみあいが続いた。昨日のNY市場でISM非製造業景気指数の強めの数字を好感して112円台にしっかりと乗せ、直近高値を超える場面が見られたが、すぐに111円台に戻すなど、112円台の買いに慎重な姿勢が見られたことで、上値が重い展開に。
 もっとも、下がったところで買いが出る流れは変わらず。

 ユーロドルが1.12台に値を落とすなど、ドルは全般に堅調も、主要通貨の値幅は限定的。

 動きが目立ったのが豪ドル。9時半に発表された豪第4四半期GDPの数字が予想を下回り、売りが出ると、JPモルガンの在豪州シニアストラテジストが今年の7月もしくは8月にも利下げの可能性と示したことで、豪ドル売りの動きに。0.7060近辺から0.7030割れまで。

【ロンドン市場】もみあい

 ドル円は朝方111.70台とレンジの中での低めの推移も、
その後は下げ渋り111円90銭台に。
もっとも112円を付けきれずという流れ。

 ユーロドルは1.13近辺。
明日のECB理事会での成長見通し引き下げ観測が重石となっている。

 OECDの見通しではイタリアが今年マイナス成長にドイツは従来予想から成長率半減。
 
【NY市場】カナダ声明うけて下落

 ドル円はもみあい
112円が重く、下値もしっかり。

 ADP雇用者数はやや弱めも、前回値が大きく上方修正で
反応は限定的。

 カナダ中銀は金利を維持。
声明では利上げ時期の不確実性高まると
利上げバイアスを後退。市場の見通しは利上げバイアス維持となっており
カナダ売りの動きに。

【本日の見通し】基調継続も上値重い

 基調はドル高で継続も、上値の重さが意識される展開に。
ドル円は111円台後半の推移が中心となりそう。
112円をしっかり超えてレンジを切り上げるにはきっかけが欲しいところ。
金曜日の雇用統計がそのきっかけとなるか。

 111円台半ばを割り込むと調整が加速する可能性も、
手前での買い意欲が継続しており、下値もしっかり。

【本日の戦略】押し目買い

 頭が重いが基調は上方向だけに
流れ的には押し目買いか。
ドル円は111
※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

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