ドル円は111円台後半推移、豪ドル、利下げ見通し強まり売られる=東京為替概況
ドル円は111円台後半でのもみあいが続いた。昨日のNY市場でISM非製造業景気指数の強めの数字を好感して112円台にしっかりと乗せ、直近高値を超える場面が見られたが、すぐに111円台に戻すなど、112円台の買いに慎重な姿勢が見られたことで、上値が重い展開に。
もっとも、下がったところで買いが出る流れは変わらず。
ユーロドルが1.12台に値を落とすなど、ドルは全般に堅調も、主要通貨の値幅は限定的。
動きが目立ったのが豪ドル。9時半に発表された豪第4四半期GDPの数字が予想を下回り、売りが出ると、JPモルガンの在豪州シニアストラテジストが今年の7月もしくは8月にも利下げの可能性と示したことで、豪ドル売りの動きに。0.7060近辺から0.7030割れまで。
minkabuPRESS編集部山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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