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ISMが予想上回りドル買い強まる ドル円は112円台を一時回復=NY為替前半

為替 

 きょうのNY為替市場はドル買いが強まっており、ドル円は112円台に上昇する場面も見られた。この日発表のISM非製造業指数が予想を上回ったことがドル買いを強めている。12月、1月は景気の先行き不透明感や政府機関閉鎖などで低下が続いていたが、閉鎖も解除されたことから米サービス業のセンチメントは回復している模様。先週発表になった製造業はセンチメント回復の鈍さを示していたが、製造業の場合は海外経済や米中貿易問題の影響も色濃く出ているのかもしれない。個人消費など米内需の底堅さを示しているとも言え、きょうの結果はポジティブな内容ではある。

 なお、雇用指数は前回から低下していた。週末に米雇用統計の発表を控え気がかりな結果ではあるが、必ずしも傾向が一致するとは限らない。

 ドル円はISM発表後に買いが強まり112.15円近辺まで一時上昇。前日売りを誘った米株の下げもきょうは一服しており、米国債利回りも上昇する中、ドル円は底堅い推移が続いている。ただ、市場全体が次の材料探しの雰囲気も強まる中、112円台に入ると戻り売り圧力に押されるようだ。積極的に112円台を試す動きまでには至っていない。年度末に向けた本邦勢の売りやオプション絡みのオーダーなどが上値を抑えている。

 一方、ユーロドルは売りが強まり1.13ドルを割り込んでいる。目先は1.1280ドルが下値メドとして意識。

 ポンドは序盤に売りが強まり、ポンドドルは1.30ドル台まで下落する場面も見られた。バルニエEU首席交渉官とコックス英法務長官がブリュッセルで会談を行っているが、問題の打開に繋がると英政府は見込んでいないと伝わったことがポンドを圧迫。しかし、カーニー英中銀総裁が議会証言を行っており、「政策金利に対する市場の方向感は十分高くないかもしれない」と述べていたことをきっかけに買い戻しも出ている。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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