【東京市場】ドル円は111円台後半
ドル円は111円台後半推移。昨日のNY市場午後に利益確定の売りなどに111円70銭台まで値を落として迎えた5日の東京市場。その後はドル買いの基調に復し、111円台後半でしっかりとした推移。111円90銭台まで上値を伸ばしたが、112円を試す形にはならず。
注目された中国の全国人民代表会議(全人代)では、経済成長目標の下方修正などが示されたが、事前予想通りということもあり、影響はほとんど見られず。
12時半の豪中銀金融政策理事会は事前見通し通り金利を据え置き。声明は前回までの表現を踏襲した。このところのロウ総裁発言から、よりハト派的な声明を期待していた市場は瞬間豪ドル買いの動きも、対米ドルで10ポイントほどの動きと、値幅は限定的に。
豪ドルはその前10時45分の中国財新サービスPMIの弱さに売られた際も、値幅は小さく、0.70台後半での推移が続いた。
minkabuPRESS編集部山岡和雅