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【NY市場】米国債利回り上昇でドル買い優勢 ドル円は111円台回復

見通し 

 きょうのNY為替市場はドル買いが優勢となり、ドル円は111円付近まで回復。米国債をはじめ各国で国債利回りが上昇しており、ドル円も追随する動きとなった。前日はインドがパキスタンを空爆したが、今度はパキスタンが空爆を行い、インド軍のパイロット2名が拘束されている。地政学リスクが圧迫し、ドル円は110.35円近辺まで下落していたが、NY時間に入って買い戻された格好。

 きょうはパウエルFRB議長やライトハイザーUSTR代表の議会証言が伝わっていた。パウエル議長は「バランスシート縮小の終了はまもなく発表される。バランスシート計画は合意に近い」と述べていた。来月のFOMCで何らかのアナスンスが期待できそうだ。一方、ライトハイザーUSTR代表からは「中国による追加購入だけでは合意できない」との認識が示されている。この発言でドル円は売りが強まる場面もあったが、一時的な動きに留まった。

 目先は111.25/30円水準が上値メドとして意識される。

 ユーロドル戻り売りが優勢。NY時間の早朝に1.14ドル台に上昇したが、きのうに引き続き1.13ドル台に戻している。ユーロ自体の動意は乏しく、ポンドに連れ高している面が大きいようだ。1.14ドルちょうど付近には100日線などのポイントも入っており売りが出易い模様。

 ユーロ圏経済の減速が顕著になっており、欧州議会選挙を5月に控え政治的な不透明感も根強い中で積極的なユーロ買いは手控えられている模様。来週はECB理事会が予定されているが、新たな長期資金貸出オペ(TLTRO)の協議も観測されている。目先の下値サポートとしては、1.1355ドル付近に21日線が控えている。

 きょうもポンド買いが目立ち、対ドルでも上昇した。ポンドドルは一時1.3350ドル近辺まで上昇し、ポンド円は148円台を付ける場面も見られた。

 きょうはメイ首相の合意案に強硬に反対していた議員が態度を和らげており、来月の議会で合意できるのではとの期待感を高めている。きょうも議員から提出されている修正案の投票が英下院で行われていたが、野党・労働党から提出された法案は否決された。

 離脱期限の延長など合意なき離脱は回避されるのではとの期待感が日増しに高まっており、ポンド買いが続いているが、この動きに警戒感を示す向きもいる。たとえ離脱期限が延長になったとしても6月までの短期間で、それをもってのポンド買いは正当化されないとの見方もあるようだ。また、合意なき離脱は回避されたとしても離脱することに違いはなく、当面は英経済への悪影響は必至との声も少なくない。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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