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【東京市場】主要通貨小動き、NZドルは中銀副総裁発言で売り

見通し 

 ドル円は110円台後半での推移が続いた。米中通商協議への期待感が下値を支える格好に。トランプ大統領が22日午後(日本時間23日午前4時半)に劉鶴副首相との会談を予定するなど、協議は順調に進んでいる印象が強い。
 合意項目の監視の問題などすり合わせの必要な項目も多く、最終合意自体は難しいとの見通しが強いが、3月1日の期限延長などが示される可能性があり、ドル円、クロス円の買い材料に。
 もっとも111円手前の売りを崩すだけの勢いはなく、朝から18銭レンジ。

 ユーロドルが10ポイントレンジにとどまるなど、主要通貨は全体に小動き。

 動きが目立ったのがNZドル。バスガンドNZ中銀副総裁が、銀行の自己資本増大が金融環境のタイトニングにつながり、利下げに向かうとの見通しを示したことが売り材料となった。NZドルは対ドルで0.68台から0.6750台まで一気に値を落とし、その後も0.6770近辺と発言前から比べてNZドル安圏での推移が続いた。

minkabuPRESS編集部山岡和雅

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