日経平均、50日線突破
昨日日経平均が急騰した背景には、マクロCTA系のヘッジファンドが裁定売りを解消したため、といった指摘がなされていますが、そもそもなぜ解消したのかという点について言えば、おそらく(米系がほとんどでしょうから)日経平均が50日移動平均線に到達してしまったためでしょう。本日はこの50日線20,871円を一気に上にブレイクしています。
こうなると、弱気でいるわけにいかなくなるということだったのではないでしょうか。
本日は朝方の段階では、グローベックス市場のNYダウ先物気配が、さすがに昨晩の上昇に対して、軟調(利益確定で)になるだろうと思っていたところ、そんなことはなく、前場を通じて、次第に気配を切り上げ、半ばを過ぎるころには90ドル高と大幅続伸の気配に発展していました。
12時半、後場寄りあたりが一番高く、その後引けまではやや利益確定に押されて終わりました。日経平均は280円高の21,144円。
ちなみに、大引け時点でのグローベックス市場のNYダウ工業株先物は100ドル高前後の気配でした。
一方上海コンポジット指数は、休場前から5連騰。200日線に接近中です。本日も1%以上の大幅上昇となっています。