ユーロドルは下げ幅拡大 12月、1月の強いサポート水準を試す動き=NY為替


 NY時間に入ってもユーロの売りが強まっており、ユーロドルは1.1275ドル付近まで下げ幅を拡大している。12月、1月には1.12ドル台後半から1.13ドルは強いサポートとなっていたが、その水準のブレイクを試す動き。

 ユーロ圏経済への不透明感からユーロは売りが続いている。市場からは、企業の信頼感が低下し続けており、ユーロ圏の景気減速は鮮明になっているとの声も多く聞かれる。一時的な要因だけではなく、中国への輸出減速でドイツ経済が減速していることが特に不透明感を強めている。

 そのほか、イタリアは2四半期連続のマイナス成長となり、テクニカル的なリセッションに陥っている。原油安による全体のインフレ鈍化後も、景気減速によるコアインフレの鈍化は予想以上で、年内はECBの利上げは期待しづらいとの指摘も聞かれた。今年の成長やインフレ見通しを下方修正する向きも増えている状況。

 目先は11月安値の1.1215ドル付近が下値メドとして意識される。

EUR/USD 1.1275 EUR/JPY 124.49 EUR/GBP 0.8764

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

出所: minkabuPRESS

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