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【これからの見通し】米中貿易摩擦の改善期待、ドル円は109円台後半うかがう

為替 


【これからの見通し】米中貿易摩擦の改善期待、ドル円は109円台後半うかがう

 昨日のNY終盤に、米財務長官が対中追加関税を引き下げることを検討しているとの報道が流れた。この報道を受けて、市場のムードが好転している。週末を控えて調整が入りやすいなかで、日本株、香港・上海株は堅調に推移している。ドル円は東京市場で109.44レベルに高値を伸ばしており、1月2日以来と、1月3日のパニック相場以前の円安・ドル高水準を回復している。109円台前半では売り物が厚く、これまでは上昇が阻まれていたが、ようやく消化しつつあるようだ。心理的には12月日銀短観での大企業製造業想定為替レート109.26レベルが気になるとこる。年度末の予約となるとスポット水準は109円台後半での売り予約が必要となる。110円にかけて、まだ売りは厚そうだが、今回のステージで消化できるのかが注目される。

 きょうはウィリアムズNY連銀総裁、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁の講演が注目される。直近の経済データを参考にどのような利上げ見通しが示されるのか。米経済指標は、鉱工業生産(12月)、設備稼働率(12月)、ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(1月)などが発表される。

 また、市場ではユーロ圏の代表格であるドイツの成長鈍化が懸念されており、ユーロとドルの綱引きではドル買いが優勢になっている。ユーロ圏の経済指標発表は、経常収支(11月)が発表される程度で、市場に対するインパクトは少なそうだ。発言関連は、ビスコ伊中銀総裁の講演が予定されている。

 英国では小売売上高(12月)が発表される。前月比が-0.8%と前回の+1.4%から落ち込む見込み。昨日に公表された英中銀の信用状況調査では、クレジットカードの好調で無担保ローンが伸びていた。一方、不動産需要の低下が指摘されていた。ポンドにとっては経済指標よりも、EU離脱関連の報道に敏感に反応することが多い。引き続き神経質な取引が予想される。ただ、ユーロポンドでは
下落の流れが形成されている点は留意したい。一段と進行するのか、週末を控えて調整が入るのか。

minkabu PRESS編集部 松木秀明


MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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