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英EU離脱採決を前に神経質な動き

見通し 

英EU離脱採決を前に神経質な動き

離脱期限延期要請などを期待してのポンド買いの動きも

ドル円はもみ合い、中国貿易収支の弱さが重石

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《1/11 金曜日》    
  ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  108.43  1.1500  124.70
高値  108.60  1.1540  125.00
安値  108.15  1.1458  124.24
終値  108.48  1.1469  124.44
—+—+—+—+—+—+—+–+–
《1/11 金曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  20359.70 +195.90
DOW   23995.95 -5.97
S&P    2596.26 -0.38
Nasdaq  6971.48 -14.59
FTSE   6918.18 -24.69
DAX   10887.46 -34.13
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《1/11 金曜日の商品市場》
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=51.59(-1.00 -1.90%)
NY金先物2 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1289.50(+2.10 +0.16%)
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《1/11 金曜日に発表された主な経済指標》

【日本】
国際収支(11月)08:50
結果 7,572億円
予想 5,676億円 前回 13,099億円(経常収支)
結果 -5,591億円
予想 -6,094億円 前回 -3,217億円(貿易収支)
結果 14,387億円
予想 11,588億円 前回 12,113億円(経常収支(季調済))

【豪州】
小売売上高(11月)09:30
結果 0.4%
予想 0.3% 前回 0.3%(前月比)

【シンガポール】
小売売上高(11月)14:00
結果 0.2%
予想  前回 -0.4%(前月比)
結果 -3.0%
予想  前回 0.1%(前年比)

【英国】
鉱工業生産指数(11月)18:30
結果 -0.4%
予想 0.2% 前回 -0.5%(-0.6%から修正)(前月比)
結果 -1.5%
予想 -0.7% 前回 -0.9%(-0.8%から修正)(前年比)

製造業生産高(11月)18:30
結果 -0.3%
予想 0.4% 前回 -0.6%(-0.9%から修正)(前月比)
結果 -1.1%
予想 -0.7% 前回 -0.7%(-1.0%から修正)(前年比)

商品貿易収支(11月)18:30
結果 -120.23億ポンド
予想 -111.40億ポンド 前回 -119.46億ポンド(-118.73億ポンドから修正)

【インド】
鉱工業生産指数(11月)21:00
結果 0.5%
予想 3.6% 前回 8.1%(前年比)

【米国】
消費者物価指数(12月)22:30
結果 -0.1%
予想 -0.1% 前回 0.0%(前月比)
結果 0.2%
予想 0.2% 前回 0.2%(コア・前月比)
結果 1.9%
予想 1.9% 前回 2.2%(前年比)
結果 2.2%
予想 2.2% 前回 2.2%(コア・前年比)

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《1/11 金曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》

【米国】
*ムニューシン米財務長官
月内に劉鶴副首相が米国を訪れて、通商交渉を行う可能性が高い。
政府機関閉鎖で財務省も一部機関が閉鎖されているが、影響はない。

*クラリダFRB副首相
FRBは今年の経済指標の推移を見守り、力強い経済成長とFRB当局の二つの責務に向けた
動きを維持するためにどのような金融政策スタンスが正当化を評価する。
インフレが抑制する中で、我々は辛抱強くなれると私は考えている。
世界経済と金融市場の最近の情勢は米経済にとって横風となっている。
これが続くならば、適切な金融政策は最大雇用と物価の安定という
二大責務にできるだけ近づくように対応するべき。
バランスシートの調整については、
二大責務達成に役立たないならば、変更をためらうものではない。
経済の持続的な成長及び最大雇用、物価安定と整合的に行われる。

【英国】
*英政府報道官
EU離脱、英政府の方針としては延期しない。
(3月29日の英EU離脱日は先延ばしされる見込み、との一部報道を受けて)

ユーロ圏】
*ユンケル欧州委員長
ブレグジット合意が英議会で承認されるようあらゆる努力必要。
英政府と連絡を取り合っている。
EUは明確化を求めており、英EU離脱合意の再交渉は行わない。

*ノボトニー・オーストリア中銀総裁
独経済の景気鈍化が構造的なものとするのは時期尚早。

*マクチ・スロバキア中銀総裁 
ECBは引き続きあらゆる手段を講じる用意。
ドイツ経済指標の弱い動きがリセッションを意味するわけではない。
ユーロ圏経済に対する楽観ムードはいくぶん弱まってきている。
成長は鈍ってきており、指標データは下向き。

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《1/14 月曜日》    
  ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  108.48  1.1463  124.40
高値  108.60  1.1482  124.44
安値  107.99  1.1442  123.77
終値  108.16  1.1469  124.05
—+—+—+—+—+—+—+–+–
《1/14 月曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経   休み
DOW   23909.84 -86.11
S&P    2582.61 -13.65
Nasdaq  6905.92 -65.56
FTSE   6855.02 -63.16
DAX   10855.91 -31.55
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《1/14 月曜日の商品市場》
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=50.51(-1.08 -2.09%)
NY金先物2 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1291.30(+1.80 +0.14%)
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《1/14 月曜日に発表された主な経済指標》
【中国】
貿易収支(12月)11:58
結果 3,950億元
予想 3,504億元 前回 2,861億元(3,060億元から修正)

【インド】
卸売物価指数(12月)15:30
結果 3.80%
予想 4.51% 前回 4.64%(前年比)

【ユーロ圏】
ユーロ圏鉱工業生産指数(11月)19:00
結果 -1.7%
予想 -1.5% 前回 0.1%(0.2%から修正)(前月比)
結果 -3.3%
予想 -2.1% 前回 1.2%(前年比)
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《1/14 月曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》
【英国】
*メイ英首相
議会が合意を拒否すれば、合意なき離脱もしくは離脱そのものが無くなるリスクに。

*英首相報道官
メイ首相が夕方に保守党議員に対して支持を要請。
首相はEU離脱の職責を果たすと説明。
(否決された場合に辞任するかとの質問に)
保守党と北アイルランド民主統一党(DUP)の投票で離脱を合意することに専念。

【米国】
*クラリダFRB副議長
政府機関閉鎖によるデータの遅れはFRBを制限しない。
米経済は2019年に入りモメンタムは良好。
FRBは政策を評価するうえで辛抱強くいられる。
FRBは判断を会合ごとに検討。
政策スタンスの調整に躊躇しない。
景気後退の兆候は見られない。
FRBは必要なら対応する手段を持つ。
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《本日予定されている主な経済指標》

【日本】
マネーストックM2(12月)8:50
予想 2.4% 前回 2.3%(前年比)

【ユーロ圏】
ユーロ圏貿易収支(11月)19:00
予想 128億ユーロ 前回 125億ユーロ(季調済)
予想 N/A 前回 140億ユーロ(季調前)

【ブラジル】
小売売上高(11月)20:00
予想 2.2% 前回 1.9%(前年比)

【米国】
生産者物価指数(12月)22:30
予想 -0.1% 前回 0.1%(前月比)
予想 2.5% 前回 2.5%(前年比)
予想 0.2% 前回 0.3%(食品エネルギー除くコア・前月比)
予想 2.9% 前回 2.7%(食品エネルギー除くコア・前年比)

NY連銀製造業景気指数(1月)22:30
予想 11.3 前回 10.9

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11日

【東京市場】108円台前半推移続く

 ドル円は108円台前半でのもみ合い。前日NY市場でのドル買いの流れに対する調整が入った格好も、東京株式市場が堅調で下げも限定的に。

 三連休前ということもあり、調整が入りやすかった面も。

 ユーロドルは1.1530台を付けるなど、ドルがやや軟調。前日NY市場での1.15割れから持ち直した。

 人民元買いの動きが最も目立った。ドル人民元は6.7456を付けるなど大きな売りに。今週に入って6.85台から大きく崩れる展開となっている。米中通商交渉の進展期待などが見られる。

【ロンドン市場】ポンド振幅

 EU離脱について、一部閣僚が期限である3月末が延長される見込みと発言しポンドが急騰する展開を見せたが、英政府が方針として延期はないと否定したことで値を戻すなど、振幅が激しい展開に。
ポンドドルは1.2710近辺から1.28台半ばを付け、1.27台に戻すという動き。
その後も1.28を挟んで振幅が続いた。

 ドル円は東京市場から108円台前半推移継続。

【NY市場】ドル円しっかり

 ドル円は比較的しっかりの展開に。
注目の米CPIはほぼ予想通りで目立った反応は無かったが、その後ドル買いの動きが強まった。

 朝方のドル売りが108円10銭台で止められ、下値しっかり感が出たところに買いが入った格好。

 その他通貨もポンドを除きドル買いが目立ち、ユーロドルは1.14台へ。

 ロンドンで振幅を見せたポンドはしっかりの展開で、ロンドン市場の高値を超えた。
15日の採決を前に、3月の期間延長期待などが飛び交う展開。 

14日
【東京市場】休場

【ロンドン市場】リスク警戒強まる

 中国の貿易収支が予想を超える弱い数字。
輸出入がともに大きく減少しており景気の鈍化が懸念される状況となった。

 これを受けてリスク警戒感が強まり、株安円高に。
ドル円は108円を一時割り込む動きとなったが大台割れは維持できず。

 ユーロドルは1.14台後半推移。

 ポンドは15日の採決を前に神経質。一時売りも続かず。

【NY市場】ドル円108円台前半

 ドル円は108円台前半推移が続いた。
様子見ムードが強い展開で目立った動意見られず。

 ポンドは振幅、メイ首相案に反対していたERGが賛成に回るとの報道でいったん上昇したものの、所属議員(与党議員の40名以上が含まれている)は反対の意向を示したとも報じられ、情報錯そうの中でもみ合いに。

 ポンドは一時1.29超えも大台は維持できず、押し目は1.28半ばがしっかりで1.28台後半もみ合い。

【本日の見通し】ポンドは神経質な展開が続く

 ポンドは神経質な展開が続きそう。
メイ首相のEU離脱案は反対意見が大きく否決見込みとなっているが、一部でうわさされているERGが賛成に回ると、票数はそれほど大きく乖離せずという可能性があり、可決までは難しくても、今後の期待感が残り、ポンド買いも。
 もっとも採決までは思惑が交錯しそうでかなり神経質な展開に。
 採決は現地19時以降(日本時間16日午前4時以降)。まずは修正案の採決を最大6つ行うため、明日の東京朝になる可能性も。

 ドル円は様子見ムード。

【本日の戦略】ポンド次第だけに無理をせず

 不安定な展開。
英国の歴史が動く可能性のある採決だけに無理をせずが一番か。
 
 ドル円は107円台ではいったん買いに回りたいが持ちすぎずといったところ。

 108円台半ばからは重そうで、利益確定に回る流れも売りから入る印象はあまり持てない。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

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