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【NY市場】ドル買い優勢 米株が大幅安から切り返しドル円は下げ渋る

見通し 

 きょうのNY為替市場はドル買いが優勢となり、ドル円もNY時間に入って下げ渋る動きを見せた。ロンドン時間には一時108円台まで下落していたが、109.45円近辺まで一時戻す動き。

 ただ、この日発表された財新中国製造業PMIが49.7と2017年5月以来の50割れとなったことや、ユーロ圏の企業景況感指標も冴えず世界経済への懸念が強まった。

 そのよう中で為替市場はドル高の反応。一方でリスク回避の円高も強まりドル円は6月以来の108円台に下落していた。大幅安で始まった米株が下げ渋りプラスに転じたことで、ドル円も買い戻されている。

 しかし、終了間際になってアップルが中国での想定外の減速で売上高見通しを下方修正を発表したことから、ドル円は再び108円台に値を落とした。 

 昨年の円は主要通貨の中で対ドルで最も上昇。今年はFRBの利上げサイクルが終了するとの見方が多い中で、更なる円高を見込む声も少なくない。株式市場の動向次第では100円を目指す動きも警戒されるとの声もあるようだ。そのような中、ドル円は年末からの下向きの動きが強まっている。

 ユーロドル戻り売りが強まり、一時1.1335ドル近辺まで下げ幅を拡大。アジア時間には心理的節目の1.15ドルを試す動きが見られたものの、達成できずに失速した格好。100日線にも跳ね返され、21日線も下回るなどリバウンドの流れに黄色信号が点灯しており、明日以降の動きが警戒される。

 この日発表のユーロ圏のPMI確報値は速報値と変わらなかったが、企業が先行きに不安を強めていることが示されていた。しかし、ECBの年内の利上げ期待は高い。仏大手銀の見通しによると、9月に現在マイナス0.4%としている預金金利を0.2%引き上げ、年内はその1回だけで終了。次は2020年3月に更に0.2%利上げ。その時に主要政策金利であるリファイナンス金利も0.25%引き上げる。ただし、景気減速から2020年はそれで終了になる可能性もあると見込んでいるようだ。

 きょうはポンド売りが目立ち、ポンドドルは1.25ドル台まで一時下落した。本日高値から200ポイント近く下落。ポンドは対円、ユーロでも下落しており、ポンド円は137円台まで急速に値を落としていた。

 特にポンド売りの材料は見当たらないが、年末にかけ材料もなく買い戻されていた反動が出たのかもしれない。ポンドドルはきょうの下げで21日線を再び下回っており、明日以降の動きが警戒される。ポンド円は昨年来安値を更新。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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