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【ロンドン市場】ドル円一時108円台に下落、中国経済統計の悪化で

見通し 

2日のロンドン市場は、ドル円が一時108円台に下落した。この日発表された12月の財新中国製造業PMIが50割れに悪化したことを受けて、香港・上海株が下落。欧州株や米株先物にも売り圧力が波及したことが背景。新年のアジア市場は109円台後半で取引を開始したが、発表を受けて109円台前半へと下落。ロンドン市場ではさらに109円割れから108.71レベルまで下値を広げた。昨年末の東京市場からは2円超の円高進行となっている。ただ、ロンドン市場中盤にかけては欧州株の下げ幅縮小もあって109円台前半まで買い戻されている。

ユーロドルは1.14台前半での取引。アジア市場午後には1.1497レベルと1.15台手前まで買われたが、ロンドン序盤には売りに転じた。1.1450レベルを下回ると安値を1.1411レベルまで広げている。ユーロ円は125円台半ばから125円を割り込むと124.40レベルまで急速に下げた。足元では下げ渋りも125円台には届いていない。仏独ユーロ圏など一連の欧州製造業PMI確報値は速報値と変わらずだった。

ポンドドルは1.26台後半での取引。ユーロドルと同様にアジア午後には1.2773レベルまで買われたが、その後は売り一色となった。12月の英製造業PMIが予想外に改善したものの、買い反応は限定的。欧州株や米株先物の下落とともに1.27台割れから1.2650近辺まで下落。ポンド円は139円台半ばが重くロンドン序盤には138円台前半へと急落した。安値138.09レベルを付けたあとも138円台前半での取引が続いている。対ユーロでもポンドは軟調で、ユーロポンドは0.90台前半へとじり高の動き。ハント英外相は、バックストップの「一時的」の定義がポイントだと述べている。14日には英議会採決が行われる予定になっており、英議会の同意が得られなければ合意なき離脱に進む可能性が高まる。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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