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【NY市場】米政府閉鎖でリスク回避の中、株安・ドル安・円高 ドル円は110円台に急速に下落

見通し 

 きょうのNY為替市場はドル売りが優勢となった。きょうはクリスマス・イブで市場参加者も少なくなる中、リスク回避の動きが続き、株安・ドル安・円高の動きが見られた。

 トランプ大統領と米議会が暫定予算案でまとまらず、一部米政府機関が閉鎖しており、シャットダウン・クリスマスが始まっている。ムニューシン米財務長官が日曜日に大手6銀行のトップに電話し流動性状況などを確認し、流動性は潤沢で市場は引き続きしっかり機能していることも確認したとツイッターで表明したものの、市場の反応は鈍い。

 トランプ大統領が最近、パウエル議長解任を側近と話し合ったが、法廷闘争に直面し、それに敗れる可能性が高いとの結論に至ったようだ。ムニューシン米財務長官も否定的見解を示していた。

 以前はリスク回避はドル高の反応が見られているが、ここ数日は逆の動き。市場は米経済へ不透明感を更に高めている様子もうかがえる。FRBは来年は2回の利上げを見込んでいるが、それが難しくなるのではとの不透明感もあるようだ。

 薄商いの中でドル円は見切り売りが強まり、ストップを巻き込んで一時110.30円付近まで急速に下落した。きょうの下げで200日線を下放れする動きが見られており、下値警戒感が高まっている。目先は心理的節目の110円と8月安値の109.80円近辺が下値サポートとして意識される。

 一方、ユーロドルは1.14ドル台を回復。一時1.1440ドル近辺まで上昇した。きょうの上げで21日線にサポートされている格好となっており、リバウンドの望みを繋いでいる。ユーロ関連の話題は特にないが、市場の一部からは来年はユーロ高の年となるとの指摘も出ている。一方でユーロ圏経済の脆弱性やFRBの利上げが続くとの見方から、ドルが最も魅力的との見解も出ている。来年のユーロドルについては、意見がなおまちまちのようだ。目先は100日線が1.14ドル台後半に来ており意識される。

 ポンドドルは1.27ドル台に上昇。一時1.2740ドル近辺まで上昇し、21日線を上回る展開となっており、リバウンドの流れが続いている。年内は特にポンド関連の材料はなく、来年のEU離脱交渉を巡る展開待ちといったところのようだ。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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