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「押し目買いチャンス」と見るが…? - 一旦様子見

達人の予想 

◆想定レンジを割り込み、113円前半まで下落

※ご注意:予想期間は11月16日と表示されていますが、本日(11月15日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


確かに「エネルギーは溜まっていた」…、そして想定レンジを超す「ブレイクも見られた」…。
しかしながら、あぁ…。
その方向性は筆者が想定していた“上方向”ではありませんでした。

“Brexit(英EU離脱)”を巡る思惑からポンドが激しく揺れ動く中、ドル円も上下動を繰り返しました。
そしてNYタイム序盤には“114円ライン”を上回る場面も見られましたが、“想定レンジ上限(114.20円)”に届くことはありませんでした。
次第に“ポンド買い⇒ドル売り”、そして“株安⇒リスク回避⇒円買い”が優勢となる中、“想定レンジ下限(113.50円)”を割り込んで“113.30円水準”まで一時売り込まれました。


◆あらためて“上値の重さ”が意識される…?

本日にかけて値を戻すなど「現時点では一時的」という動きではありますが、「想定レンジを割り込んだ」のは事実です。
このため“上値の重さ”があらためて意識される可能性は高いと考えざるを得ないところがあります。


◆「押し目買いチャンス」とも考えるが…!?

もちろん“下値の堅さ”は相変わらずであり、マーケットが囃すほど米景気に暗雲が垂れ込めているというわけでもなさそうです。
このため現状は「イメージ先行」の可能性が高く、「トレンドは上方向(ドル買い)」「大きくは下がらない」との見方は変わっておりません。
このため「押し目買いチャンス」とも考えますが、ただ「目先の方向感を誤ったばかり」でもあります。
ここは「一旦様子見」とし、「状況を確認」したいところです。


◆ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:114.202(11/12-13高値)
上値4:114.112(ピボット1sレジスタンス)
上値3:114.006(11/14高値、大台)
上値2:113.856(11/12~11/14の61.8%戻し)
上値1:113.750(11/12~11/14の50%戻し)
前営業日終値:113.645
下値1:113.575(日足・一目均衡表転換線)
下値2:113.396(50月移動平均線)
下値3:113.297(11/14安値、ピボット1stサポート)
下値4:113.123(10/26~11/12の38.2%押し、20日移動平均線、
下値5:112.948(11/7安値、200週移動平均線、週足・一目均衡表転換線、ピボット2ndサポート、大台)


※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。

12:50 ドル円 抵抗・支持ライン追加

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