[10月23日版] 中国株が急騰!日本株への影響は?
自宅の書斎より、、、
上海総合指数が急騰しましたね。22日の同指数は前日比+4%の急騰を見せました。日経平均で言えば、「1日で日経が1000円上がった!」という状況でしょうか。こんな激しく値動きされたら、おっかなくて手をつけられませんね。ビットコインみたいな値動きです。
日本株市場はどうかというと、中国株市場に振り回されているのでしょうか。週明けにもかかわらず株式取引は薄商いで、誰も近寄りたく無さそうな雰囲気を感じます。
22日は日経平均やJASDAQがやや値上がりしたものの、それでも活気の無い上げでした。だから、この動きがあったからといって、「日本株はもう安泰だ!」と喜ぶことはできないでしょう。
日経平均株価を除いて、日本株市場は全体的に弱気です。とくに、ここ最近は中国に市況が左右され、市場が荒れています。値動きが激しいときに株を買うとロクなことが無いので、基本は様子見が無難かと。
とくに新興株市場を買うのは頷けませんでして、JASDAQもマザーズも、相変わらず指数が200日線を割り込んだままです。新興株市場は、「いちど下がりはじめたら、しばらく下落しつづける」傾向がありますんで、今から手をつけるのは微妙かと。
個人的には、「割安かつ海外情勢に振り回されない、内需系の大型株」が狙い時かもと考えております。割安株はどんな株も値上がりしやすい傾向がありますし、大型株なら当たり外れも小さいです。それに、内需株なら、海外市場のことを気にせずまったり取引できそうなのでw
相場が下落している分、割安株投資をしている方にとってはチャンスが続いているかと思うんで、引き続き割安株を中心に注目したいところっすね。
話をまとめると、「新興株市場は弱気が続きそうだから買うのはやめといた方が良いのでは?」「買うなら、割安かつ海外情勢に振り回されない内需系の大型株が良いのでは?」という2点ですかね。
10月は、例年相場が上がりづらい傾向があるんで、無理して利益を出そうとすると、痛い目に遭うかもしれません。じっと息を潜め、もっと大きな獲物が来るのを待つべきなのかもなぁ。
- 中原良太