続伸、需要の下振れを警戒した売りが後退=NY原油概況
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=65.91(+0.45 +0.69%)
ニューヨーク原油は続伸。終値の前営業日比は、期近2限月が0.33~0.45ドル高。その他の限月は0.20~0.28ドル高。
暴落したトルコ・リラの下げが一巡し、トルコ不安が落ち着いたことや、人民元安を通じた中国経済に対する不安感がやや一服したことで、買い戻しが優勢だった。世界的な需要拡大見通しは不透明となっているものの、米国の対イラン制裁による供給減少が警戒されることは下支え要因。
時間外取引から9月限はしっかりと推移し、通常取引序盤には66.39ドルまで上げ幅を拡大した。その後、買いが失速しマイナス転換する場面はあったものの、終盤にかけては再び買いが優勢となった。
(minkabu PRESS編集部)
執筆者 : MINKABU PRESS
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