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一体、なにが上がったというのか

達人の予想 

日経平均は朝方のギャップダウンを埋めて、プラスに浮上したものの、最終的には12円安の22,192円。
5日線が22,181円ですから、これはかろうじて上回ったことになりますが、陽線・陰線の繰り返しの、いわゆる「鯨幕」で、しかも、5日線に沿って上値が毎日切り下がるという、ジリ貧の状況が続いています。
日経平均が一時プラスだったとはいえ、セクターで上昇していたのは、銀行、証券、保険、鉱業の4種だけですが、総じてチャートはよろしくありません。
日経平均のプラスを演出したのは、ただファーストリテイリング(9983)の1銘柄だけだったといってよさそうです。
主要株価指数を比べたときに、ほかはみな0.5-0.6%の下げにもかかわらず、日経平均だけがわずかとはいえプラスになったり、引けが0.05%下落で済んだりしているというのは、いかにも先物業者の作為を感じます。

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