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トルコリラ下落一服もドル円は戻り売りスタンス継続

達人の予想 

いつもお世話になり、有難うございます。

■先週はドル円以外の通貨が大きく変動しました。特にトルコやユーロ、そしてポンドといったところが大きく値を崩しました。
既に報道されているトルコ問題に関しては解決に向けて動いているものの、追加関税をさらに強めるとトランプ大統領がつぶやくと一気に売りが集中しました。


■一方のドル円は、追加関税や地政学リスクを背景とした円買いと金利差を狙った米ドル買いが交差しているので、動きづらいのが正直なところですが、110円ミドルレベルは回スタンス、112円に近づくレベルでは売り優勢となりそうです。

先週はFFR(新たな貿易協議)の結果に固唾を呑んだが自動車関税に関する情報は一切無いことから安心感から安値を切り上げて終了しています。

■この貿易協議は引き続き協議予定ですが、結論からすれば、自動車の輸入制限回避を引き換えに農業分野の市場開放を求めてくると思います。
いずれにしても不公平さを強調するトランプ大統領に何らかの譲歩が無ければ解決つかないのは事実です。日本サイドとしても景気回復が顕著にでていることからも慎重な対応を求められるところで、一歩間違えれば、株安円高になる可能性が高いです。


■また、その一方で米ドルに関しても大幅に上昇しています。ドルインデックスの日足をみれば持ち合いを上抜け更にドル高を予想できる形になっています。

トランプ大統領が追加関税に言及するたびに他の通貨が売られ自国の通貨が買われるといった自業自得になっています。中間選挙に向けたラストベルトに対する票獲得を目論見ているのはわかるもののどこまでこの追加関税を貫き通せるかが焦点になりそうです。


米国第一主義といって大統領に就任したトランプ氏のときのドルインデックスは・・・

2017年1月・・・103.81
今年の安値は、
2018年2月・・・88.15
そして現在は、
2018年8月10日現在96.19
と既に高安の値幅に対して半値以上の戻りになっています。

これ以上のドル高になるようであれば、再び通貨に対して「トランプ砲」が発動する可能性があるとみています。

■また、先週日本の4-6月期のGDPが発表されましたが予想を上回る結果になったことで、来月以降の日銀の緩和策解除に期待がかかる状況になりました。

これまでもドル円に関して売りスタンスで予想していますが、今の米ドル高が一服すれば、今度は日銀の金融政策変更に焦点が集まるのではないかとみています。


■最後にドル円です。

先週も安値は切り下げているものの大きくは値を崩していません。
だからといって安易な安値拾いは避けたいです。また、注目していた移動平均50日線(10日引値:110.92円)が引値ベースで下回ったことが気がかりです。今週も戻り売り優勢のスタンスです。

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