[7月20日版] 週末、いまが株の売り時では?
日経平均が反落しました。先週末から日経平均は強気な推移が目立ってきましたが、とうとう上昇が一服しましたね。他の市場にも目を向けると、TOPIXはまだ75日線や200日線を上回っていません。また、ジャスダックやマザーズもまだまだ長期線を奪回できていないので、まだまだ弱気です。
指数が75日線や200日線を割り込んでいるときは、相場が冷え込みやすい傾向があります。一時的に相場が上昇することがあっても、反落へと転じやすいです。ですから、今回も同じことが起きるかもしれません。念のため、注意しておいた方が良いでしょう。
いまポジションを抱えている人は、利益確定の頃合いかもしれません。状況に応じて、手仕舞いすることも、考えると良いと思います。(ちなみに、僕は現在、ほぼノーポジションです)
これからの展望としては、目先は先物が弱く、円安進行も一服してきました。追い風が止みつつあるので、日本株市場は停滞すると考えられます。テクニカルでは「戻り売りされやすい」チャート形状ですから、基本は弱気姿勢で臨むのが良いと思います。
…ということで、今のところは、「大型株」は戻り売りされやすく、「新興株」は続落しやすい地合いと言えるでしょう。これだけ弱気な推移が目立っていますから、目先は下落の可能性に注意しておきたいですね~。
上昇が期待しづらい、今のような状況では、ここ1ヶ月で大きく上昇した株ほど、換金のために売られやすいと考えられます。よって、こういった銘柄には、注意しておく必要があるでしょう。
ちなみに、ここ1ヶ月でほとんど下落していない業種は、以下の3業種です。
【ここ1ヶ月でほとんど下落していない業種別株価指数】
◯ 石油・石炭(前月比+13.12%)
◯ 医薬品(同+3.82%)
◯ 情報・通信(同+3.00%)
以上の3業種については、まだほとんど下落していません。これから、換金売りされやすいと考えられます。
今のところは、あまり資金を投入せず、様子見しておくのが良いでしょう。7月20日は、弱気で臨みます。今まで以上に、リスク管理に気をかけておきたいですね。
…ということで。7月20日も、気を引き締めていきましょ~!