反発、OPEC総会を控えて荒っぽく上下=NY原油概況
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=65.85(+0.79 +1.21%)
ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比は、期近2限月が0.79~0.84ドル高。その他の限月は0.66~0.88ドル高。
石油輸出国機構(OPEC)総会を今週末に控えて荒っぽい値動きとなるなか、先週末の軟調な流れを引き継いで週明けの時間外取引では下落したものの、売りが一巡するとプラス圏へ切り返した。ロシアのノバク・エネルギー相が7-9月期だけで日量150万バレルの協調減産の縮小を検討していると伝わったことが重しだったが、米中貿易摩擦に対する警戒感が後退したことが支援要因となった。
時間外取引で8月限は63.40ドルまで下落し、先週末の大幅安の流れを引き継いだものの、通常取引開始にかけては下げ幅を削った。通常取引開始後はプラス転換すると65.82ドルまで上昇した。
(minkabu PRESS編集部)
執筆者 : MINKABU PRESS
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