メディア株が上昇 タイムワーナー買収に関する米裁判所の判断で=米国株個別
タイムワーナーが商いを伴って上昇。米司法省が差し止めを求めていたAT&Tによる850億ドルのタイム・ワーナー買収に米連邦地裁判事は訴えを退けた。ワシントンの連邦地裁のレオン判事は、両社の統合が有料テレビの料金引き上げにつながると司法省側が立証できなかったとしている。買収を認める上で条件も付けなかった。
米司法省側は今回の判決に失望しており、次のステップを検討しているとしている。
今回の結果にメディア業界の再編が活発化するとの期待から、CBSやバイアコムといったメディア株が上昇。21世紀フォックスもコムキャストとディズニーが買収合戦に突入するとの観測が高まっている。
(NY時間11:18)
AT&T 32.47(-1.89 -5.49%)
タイム・ワーナー 98.70(+2.48 +2.57%)
CBS 54.45(+2.07 +3.95%)
21世紀フォックス 43.58(+3.04 +7.50%)
ディズニー 106.72(+2.39 +2.29%)
コムキャスト 31.99(-0.40 -1.22%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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