日本株の暴落に注意
日本株の先行きを考えるに当たって懸念材料が出てきました。直近の投資主体者別売買動向を見ると、4月以降日本株を買い越していた外国人投資家が、売り越しに転じているのです。売り越し額は937億円とそれほど大きくはないのですが、4月以降日本株を買い越していた外国人投資家が再度売り越しに転じると日本株は再度下落トレンド入りする可能性もあるでしょう。下落トレンド入りするとそれほど大きくはない材料でも株価が過剰に反応し大きく下落することがあります。仮に外国人投資家の日本株売りが本格化するなか、北朝鮮問題の再燃やトランプ政権に対する不信感など、海外で悪材料が出てきた場合、日本株も短期的に急落するリスクがあるでしょう。 28日の日経平均株価に関しては引き続き軟調な展開が続くと予想します。