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米ドル/円、6月相場は下押し主体の展開か

見通し 

足もとでは米朝首脳会談中止のニュースもあり、米ドルが主要通貨に対して弱含む相場展開となっています。

米ドル/円相場についても、足もとでは下押し主体の相場展開となっており、週足チャートレベルでは今年3/18の週以来となる大陰線※となっています。(※5/25時点)

また、トレンド転換ポイントを示唆する、逆張り系オシレーター指標の一つである「スローストキャスティクス」でも、
昨年11月以来の『売りサイン』が示現しつつあることもあり、次週からスタートする6月相場では下押し主体の相場展開となる可能性も。

そのテクニカル上の根拠を確認するために、以下、米ドル/円・週足チャート+26週BB(ボリンジャーバンド)+スローストキャスティクスをご覧ください。

上図チャートにおけるチャートのパターン分析をすると、以下のような共通ファクターが存在します。(上図青色丸印)

1) ローソク足がBB・+2σラインあるいは同・+1σライン近辺にあること。
2) スローストキャスティクス(以下、SS)を構成する2本の線(SD、%D)が80%ライン以上あるいはその付近で交差し、その後右肩下がりとなる“デッド・クロス”が示現している。

上記1)2)が同時に示現したケースでは、「上昇基調から下降基調への転換ポイント」となっていることが視認できます。
そんな中、5/25時点の同メルクマールは以下のような状態となっています。(上図青色点線丸印)

1’) ローソク足がBB・+1σライン(≒111.77円)付近にある。
2’) SSを構成する2本の線が80%ライン付近で交差しつつある。

パターン分析上では、上記2’)において2本の線が右肩下がりとなることが条件となること、また、逆張り系オシレーター指標特有の“フェイク(ダマし)”には
十分留意する必要がありますが、足もとでの相場判断は【買われ過ぎの修正】が始まる時間帯と想定して良さそうです。

喫緊のポイントは、ローソク足が終値レベルにおいて26週MA(≒109.18円)でサポートされるか否か。仮に、ローソク足が同ラインを下抜けブレークし、
さらにSSの2本の線が右肩下がりとなることが確認できた場合は、米ドル/円の下押しモメンタムが強まる可能性も視野に入れるべきでしょう。

いずれにしても、6月における米ドル/円相場は、週足チャートの各メルクマールを見る限りにおいては、上値の重い相場展開となりそうです。
6月における月間想定コアレンジは、BB・-1σラインから同・+1σラインの間のゾーンである106.60-111.80円となりそうです。(上図赤色括弧枠)

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