[5月21日版] 日経平均は8週連続上昇!これはホンモノ?
日経平均は8週連続で上昇。3月に底打ちしてから、堅調な値動きを続けています。一時は20347円まで下落した日経平均ですが、2カ月で23000円弱の水準にまで上昇しました。
一方、これまでの相場上昇があまりに一方的なだけに、一旦は利益確定売りが強まってもおかしくない気がしています。ずっと上がるということはありませんから、一度は売りが強まるかもしれません。
円安が進行しているのは買い手がかりですが、ここまでの相場上昇で、すでに織り込んでいるのではないでしょうか。もう一段の相場上昇のためには、さらなる買い手がかりが欲しいところですね。
…ということで、これからは短期的に、「利益確定売りが強まる」と予想します。相場上昇が期待しづらい、今のような状況では、ここ1ヶ月で大きく上昇した株ほど、換金のために売られやすいと考えられます。よって、こういった銘柄には、注意しておく必要があるでしょう。
ちなみに、ここ1ヶ月で大きく上昇した業種は、以下の3業種です。
【ここ1ヶ月で大きく上昇した業種別株価指数】
◯ 石油・石炭(前月比+13.05%)
◯ 保険(同+12.35%)
◯ ガラス・土石(同+11.82%)
以上の3業種については、ここ1ヶ月で大きく上昇しました。これから、換金売りされやすいと考えられます。
CME先物は、5月19日6時38分現在で対日経平均比-130円。わずかながら弱気です。日本株市場は、しばらく上値が重いと考えられます。
今のところは、あまり資金を投入せず、様子見しておくのが良いでしょう。5月21日は、弱気で臨みます。今まで以上に、リスク管理に気をかけておきたいですね。
…ということで。5月21日も、気を引き締めていきましょ~!