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【来週の注目材料】来月の利上げに向けて姿勢をチェック<FOMC議事録>

見通し 

金利上昇傾向続く

 米長期金利の上昇が続き、10年債利回りが2011年7月以来の高水準を付けるなどの動きを見せています。
 この背景には、米国の経済成長への期待や力強い雇用情勢を受けての物価上昇圧力があります。こうした物価の上昇傾向は短期金利の上昇も誘い、米国では3月の利上げに続いて、後二回程度の利上げが見込まれる状況となっています。特に次回6月の利上げについてはほぼ確実視されています。

 こうした状況の下、来週は23日の海外市場(日本時間24日午前3時)に、5月1日・2日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が発表されます。
 この時の声明ではインフレ率について、全体のインフレ率と、食品・エネルギーを除いたインフレ率はともに(目標である)2%に近づいたと表現。中期的に2%近辺で推移すると物価のターゲット近辺での安定に、自信を見せる内容となりました。

 またこれまで見られた短期的な下振れリスクに関する文言を排除し、経済見通しのリスクは概ね均衡と中立的な見方を示すなど、総じて強気な印象を与えるものとなりました。

市場は次回の利上げを織り込む

 こうした動向を受けて、市場では次回6月のFOMCでの利上げをほぼ織り込む動きとなっています。

 金利先物市場動向から計算された
CMEFEDWATCHでの次回FOMCでの利上げ確率は95%に及んでいます。

 注目はそれ以降、今のところ9月から12月にもう一度追加利上げを行うという見方が大勢ですが、まだ市場の見通しは分かれています。

 先ほどのFEDWATCHでの9月の利上げ確率はほぼ50%と利上げ見込み派と据え置き見込みはが拮抗しています。FOMC議事録での前向き姿勢が目立つようだと、利上げ期待が押し上げられて、ドル高が進む可能性もありそうです。

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