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今年もやっぱり!

見通し 

本年も引き続き、よろしくお願いいたします。

2018年も10日が過ぎようとしています。株式市場は昨年来の強気相場が続いていますが、一方で、為替市場はこのところの年初のパターンである調整の動きが進行しています。

今回のきっかけは昨日の日銀による超長期債の買い入れ減額。昨年は各国中銀の「金融政策の正常化」に注目が集まっていました。黒田総裁は昨年11月のスイスの講演で「リバーサルレート」に言及、その後、「リバーサルレートについて言及したからと言って2016年9月以来の長短金利操作付き量的・質的金融緩和について何か見直しや変更が必要だという事はまったく意味していない」と発言し、市場の正常化観測をばっさりと打ち消していましたが、年間80兆円の国債買い入れも60兆円にまでペースダウンさせていることもあり、「金融正常化」観測の高まり(長期金利上昇)による円買いが持ち込まれています。4月には黒田総裁の任期も満了することもあり、今年前半の波乱要因は「日銀」と言うことになるかもしれません。

レンジの下限での推移に移行か?!

下記チャートをご覧ください。上段で13(青)・21(緑)・200日(茶)移動平均線を表示、下段では26日標準偏差ボラティリティを表示しています。13・21日移動平均線バンドの上にあれば買い、下に位置していれば売り、且つその移動平均線バンドの傾きで相場の流れを読むことが出来ます。一気に13・21日移動平均線バンドを下抜けしていることが確認できます。

ただ、下段の標準偏差ボラティリティの形状は低位横ばい、大きな売りトレンドに至っていないことが確認できますので、ドル円はしばらく200日移動平均線(執筆時:111.69円)を下値めどに弱含みの展開になるのではないでしょうか。

昨日、米10年債利回りも2.5%を超え上昇していますので、ある程度下値サポート要因として機能するかと思っています。よって、ドル円は111.70~112.90円で推移するのでは?と言うのが私の短期的なシナリオです。

<資料>ドル円(日足)

出所:当社チャートより

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