ユーロドルは戻り売りに押される=NY為替チェック
ユーロドルは1.1745近辺での推移となっている。ドイツでメルケル政権が連立形成に失敗したことから、きょうの市場は政治不安が強まっており、ユーロは売り優勢の展開となっている。ロンドン時間には下げを完全に取り戻す動きも見られたものの1.18台が重く、NY時間に入ってドル買いが優勢となったことから再び戻り売りに押される展開。1.18付近にはオプション絡みの防戦売りも出ていたようだ。
ドイツ大統領も再選挙回避へ合意を見いだすよう政党に促すとしており、最終的には連立政権が樹立され再選挙は回避されるとの楽観的な期待はあるものの、もう少し確認できるまでは手を出しにくい面もありそうだ。
EUR/USD 1.1747
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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