日本株は大幅下落、これから大丈夫？
東証一部の業種別で見ると、
全33業種中値上がりしたのは14業種、
値下がりした業種は19業種となりました。
また、日経平均は前日比135円04銭安となりました。
週末にかけて円高が大きく進行し、
これが重しとなっている様子です。
米国株の上値も重くなってきており、
経済指標が良好にも関わらず、
株高にはつながらなかった様子。
好材料があっても、
株高へとつながらないことに、
一抹の不安を覚えています…。
まだまだ為替レートは、
元の水準には戻っていないこともあるため、
日本株市場にとっては、
しばらく上昇しづらい地合いが続きそうです。
相場の上昇が期待しづらい、
今のような状況では、
これまで値上がりしてきた株ほど、
利益確定のために売られやすいと考えられます。
よって、こういった銘柄には、注意しておく必要があるでしょう。
ちなみに、ここ１ヶ月で堅調な業種は、以下の３業種です。
【ここ１ヶ月で堅調な業種別株価指数】
◯ 電気機器（同+7.95%）
◯ 石油・石炭（前月比+6.57%）
◯ ガス・土石（同+6.39%）
以上の３業種については、
ここ１カ月で大きく上昇してきているため、
短期的には利益確定されやすいと考えられます。
今のところのCME先物市場の動向を見ると、
11月20日18時59分現在でCME日経平均先物は対日経平均比-32円。
かなり弱気な動きを続けています。
何らかの買い材料が出ない限り、
上昇は難しいかもしれません。
今のところは、あまり資金を投入せず、
様子見したいところ。
11月21日のスタンスとしては、【大幅安になる】と弱気で臨みます。
