反落、来年以降の景気見通しの不透明感が引き続き重し=NY原油概況
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=77.49(-0.80 -1.02%)
ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が0.82~0.80ドル安。その他の限月は0.83~0.52ドル安。
来年以降の景気悪化懸念が相場を圧迫した。主要国の経済指標が底堅く推移するなかで中央銀行はインフレ抑制のため積極的な利上げを続けるとみられている。米新規失業保険申請件数は低水準で安定しており、雇用環境が悪化する兆候は限定的。米国を襲来している大寒波のため2000便近い航空機が欠航となることは留出油の需要を圧迫。
時間外取引で2月限は79.90ドルまで上昇し節目の80ドルに迫ったが、通常取引開始を控えて上げ幅を縮小。その後は売りが強まり77.03ドルまで下落した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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