続伸、SPRの補充による下げ渋りを期待=NY原油概況
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=76.23(+0.85 +1.13%)
ニューヨーク原油は続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が0.85~0.90ドル高。その他の限月は0.49~0.79ドル高。
先週末に米エネルギー省(DOE)が最大で300万バレル購入すると発表しており、米政府が急減している戦略石油備蓄(SPR)の補充を開始する見通しであることが相場を支えた。今年、バイデン米政権は過去最大となる1億8000万バレルの放出を決定した。原油価格が一時期よりも下がったことから補充が続くと期待されている。
時間外取引で2月限は一時的にマイナス圏で推移する場面があったものの、しっかりと推移。通常取引開始後は74.46ドルまで軟化した後、76.96ドルまで上げた。ただ、高値からはやや押し戻されて引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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