反落、キーストーン・パイプラインの一部稼働再開で=NY原油概況
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=76.11(-1.17 -1.51%)
ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が1.17~1.16ドル安。その他の限月は1.53~1.20ドル安。
カナダから米国へ原油を供給するキーストーン・パイプラインの稼働が一部再開することが重しとなった。カナダのTCエナジーは流出による影響を受けていないカナダのアルバータ州ハーディスティーから米イリノイ州ウッド・リバーやパトカの区間の再稼働を当局や顧客に通知した。ただ、流出地点から米オクラホマ州クッシングの区間の稼働再開時期は不明。
時間外取引で1月限は軟調。一時プラス転換し77.77ドルまで強含む場面はあったが、前日高値水準が抵抗となり押し戻された。通常取引開始後は売りが強まると75.33ドルまで軟化。ただ、下げが一服すると安値から切り返した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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