アジア株 上海株は上値重い、感染急増懸念が重石 中央経済工作会議と国家統計局の記者会見が中止に
アジア株 上海株は上値重い、感染急増懸念が重石 中央経済工作会議と国家統計局の記者会見が中止に
東京時間14:05現在
香港ハンセン指数 19726.03(+129.83 +0.66%)
中国上海総合指数 3180.59(+4.26 +0.13%)
台湾加権指数 14713.19(+190.23 +1.31%)
韓国総合株価指数 2395.92(+23.52 +0.99%)
豪ASX200指数 7247.10(+43.83 +0.61%)
インドSENSEX30種 62706.80(+173.50 +0.28%)
アジア株は総じて上昇、前日の米株高を好感した買いが続いている。
香港株は0.66%高、米インフレ鈍化を受け米利上げペース減速観測が広がっている。香港は米国とのペッグ制を採用していることから、香港金融管理局(HKMA)は米FRBに追随する。
上海株は上昇も上値は重い、感染急増懸念が重石。
コロナ規制緩和とともに首都北京市を中心に大都市で感染が急拡大しているもよう。北京市では先週に比べ発熱外来を受診する人や救急車を呼ぶ人が急増しているとの報道が伝わっている。中国の1日あたりの感染者は2000人台にまで減少しているが、無症状感染者の集計をやめたほか、PCR検査自体が少ないため実際の新規感染者数は高止まりしてる可能性が高い。コロナ規制緩和と冬本格化で1月末の旧正月大型連休には新規感染者は過去最多を更新する恐れがあると専門家らは指摘している。関係者によると北京での感染急増を受け、あす予定されていた中央経済工作会議が延期になった。また、同じく15日に予定されていた国家統計局の記者会見も「業務上の都合」により中止された。
執筆者 : MINKABU PRESS
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