ＮＹでマスク復活、市当局が住民に着用勧告

　ＮＹ市の衛生保健当局はきょう、公的な屋内施設や混雑した屋外でのマスク着用を住民に促す行政勧告を発令した。市内で新型ウイルスの感染や他の季節的疾患が同時に異例の急増を見せているためだと説明している。ブルームバーグが伝えた。

　６５歳以上の高齢者や免疫不全の患者など、新型ウイルスやＲＳウイルス、インフルエンザの感染で重症化するリスクが高い人には特に重要だとしている。

　バサン保健局長は、ホリデーシーズンは人が集まる時期であり、呼吸器系のウイルス感染が異例の多さになっているものの安全に集まる方法はあると指摘。過去にワクチン接種を受けていても、あらためて新型ウイルスとインフルエンザのワクチン接種を受けるよう住民に促した。