シネマ米上院議員が民主党から無所属に変更 今後も中道派を維持へ
シネマ米上院議員(アリゾナ州)はきょう、所属していた民主党を離れ、無所属として登録した。民主党はジョージア州で6日投票が行われた米上院選の決選投票で共和党候補を破り、議席数を51に伸ばしたばかりだった。
これまでシネマ議員は民主党所属ではあったものの、党が成立を目指す重要法案で反対姿勢を見せるケースも多く見られていた。同議員は無所属として登録するにあたり、中道派としての姿勢を今後も維持することを示唆。「無所属に変更しても上院での私の仕事が変わることはない。アリゾナ州への私の奉仕はこれまでと同じだ」と述べている。
米民主党のシューマー上院院内総務は、シネマ議員に委員会の割り当てを維持させることに同意したと述べた。
シネマ議員が無所属に変更しても、来年上院では民主党が50名、共和党が49名と多数派を維持する。
執筆者 : MINKABU PRESS
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