悲観一色の中、悲観論が行き過ぎているとの指摘も=米国株
市場が悲観論一色となる中、S&P500が向こう1年で少なくとも25%上昇するとの強気な見方も出ている。悲観論が行き過ぎており、S&P500は今後1年で5000を付けるという。ストラテジストがブルームバーグのインタービューで答えていた。
利上げの影響に投資家は集中し過ぎている中、景気は既に底入れしており、新たな強気相場が始まりつつあるという。FRBのみが政策のけん引役ではなく、他の多くでは既に和らぎ始めていると指摘。FRBは来週、0.50%ポイントの追加利上げを実施すると予想されるが、景気が減速している中、FRBは利上げを早期に終わりにせざるを得なくなるという。
最近、景気後退の可能性について悲観的な見通しが相次いでいることについては、「この国の経営者らがほぼ100%景気後退に陥ると考えている時期は思い出せない。通常、景気後退は思いがけないところから来て市場を驚かすもので、ここから発生することはない」と述べた。
「悲観論が行き過ぎている。既に過剰に織り込まれているため、それが逆にポジティブ・サプライズの扉を開き、人々は追い付いていかざるを得なくなる」とも付け加えた。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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