ドル円は模様眺め、ブラックアウト期間前のFRB議長の講演に注目=東京為替前場概況
東京午前のドル円は138.94円付近まで強含んだ後、138.44円付近まで押し戻されるなど、方向感は限定的。明日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を控えて積極的な売買が見送られている。来月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げペースの減速のほか、利上げ停止までのガイダンスが公表される可能性があり、FRB議長の認識に対する注目度が高まっている。フェドウォッチによると、市場参加者の一部には来年1月あるいは2月の利上げ停止を想定する向きもあるようだ。
ユーロ円は143.60円付近、ポンド円は166.22円付近、豪ドル円は92.89円付近まで強含んだものの、ドル円と同様に動意は鈍い。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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