豪州 10月の消費者物価指数(月次ベース)は予想外に伸び鈍化、インフレピークアウトの兆し
豪州 10月の消費者物価指数(月次ベース)は予想外に伸び鈍化、インフレピークアウトの兆し
豪州月次ベースの消費者物価指数は+6.9%と前回の+7.3%から伸びが鈍化、予想の+7.6%を大きく下回った。刈込平均値も+5.3%と前回の+5.4%から伸びが鈍化した。食料品や酒類・タバコ、衣類、教養娯楽の鈍化が目立った。一方、家具、住居、交通は上昇した。
他の主要国同様に豪州のインフレも鈍化し始めた可能性があり、豪中銀が利上げペースを落とすのではないかとの見方が広がり、豪ドルは一時下落した。対ドルで一時0.6670付近まで、対円では92.50円台まで軟化した。ただ売りは一時的で、すぐにCPI発表前の水準に戻している。ピークアウトの可能性があるものの、依然としてインフレ率は高水準。
消費者物価指数(月次)(10月)
結果 6.9%
予想 7.6% 前回 7.3%(前年比)
執筆者 : MINKABU PRESS
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