来月の中央銀行の政策決定に向け、為替市場は乱高下を予想する声も=NY為替
きょうの為替市場は前日のドル高が一服し、ユーロドルも下げが一服している。ただ、買戻しの雰囲気までは出ておらず、市場は明日以降のパウエルFRB議長の講演などのイベントの結果待ちの雰囲気が強い。ドル円はNY時間に入って138円台後半まで下げ渋ったものの、139円は回復することなく、138円台前半に値を落とす展開。
市場からは、為替市場は投資家が今年最後の中央銀行の政策会合の結果を確認するまで、日々上下動にさらされる可能性があるとの見方も出ている。ユーロドルは前日に1.05ドル手前まで上昇し、5カ月ぶりの高値をつけた。しかし、その後は一時1.03ドル台前半まで下落。
このような動きは、投資家が非常に短い時間軸で動いていることを示唆しており、このような展開は主要な中央銀行が政策委員会を開く12月中旬まで続くかもしれないという。
USD/JPY 138.32 EUR/USD 1.0353 GBP/USD 1.1995
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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