【新興国通貨】中国リスク重石も、中南米通貨は比較的しっかり=メキシコペソ
【新興国通貨】中国リスク重石も、中南米通貨は比較的しっかり=メキシコペソ
中国リスクを警戒したドル買いの動きが全般に強まる中で、新興国通貨は売りが目立つ展開が見られたが、中南米通貨はその中で比較的しっかりとした動きを見せた。チリ北部にある世界最大の銅鉱山エスコンディーダで、労働者が鉱山大手BHPの申し出を受け入れると報じられたことや、ブラジルのルラ次期大統領が近いうちに経済チームを発表すると報じられたことへの期待感などが全体の支えに。メキシコペソは貿易赤字が予想を下回る額に留まったことなども好感されている。
ドルペソは1ドル=19.30台での推移の中、ロンドン市場での19.30近くからNY朝のドル高局面で19.37近くまで上昇。その後ペソ買いが入り、19.30割れまで。
ペソ円はドル円の下げもあり7円12銭前後を付けた後、ペソ買いの動きに、昨日東京午前に付けていた7円20銭台まで回復。
MXNJPY 7.198
執筆者 : MINKABU PRESS
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