今週の米経済指標がドルを押し上げるとの見方も=NY為替
NY時間の午後に入って、為替市場はドル買いの動きが加速しており、ドル円は139円台に一時上昇し、ユーロドルやポンドドルは下げ幅を拡大している。ポンドドルは節目の1.20ドルを割り込む動き。
先週の感謝祭休暇の後、今週は重要な米経済指標の発表が目白押しとなる。その指標結果がタカ派のFRBを裏付け、それに伴いドルを押し上げるとの見方も出ている。
木曜日と金曜日により重要な指標が発表され、木曜日はコアPCEデフレータの上昇や強い米雇用統計が、パウエル議長のタカ派レトリックを支持し、米国債利回りとドルを再び上昇させる可能性があるという。
また、今週は米住宅関連指標と消費者信頼感の発表も予定されている。
USD/JPY 138.98 EUR/USD 1.0362 GBP/USD 1.1977
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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